暮らしの知識

【体験談】火災保険申請サポート利用してみた!本当に保険金はおりるのか

hanamaru

最近SNSの広告などで見かけることが多い「火災保険申請サポート」。
ちょっと怪しいんじゃないの?と思ったりしますが、どういうものなのか?業者の選び方や申請の流れ、実際利用してみた感想をまとめました。

火災保険申請サポートとは?

火災保険というと、家が火事にあった時しか使えないものだと思っているかたは多いのではないかと思います。
私もそうでした。

ですが、火災保険は火事以外にも自然災害も補償の対象になる場合が多いです。
例えば、台風や雨・ひょうなどで家などに損傷があった場合も保険金が受け取れる可能性があります。

また、火災保険は使用しても保険料が上がることはなく、何度でも申請することができます。

「それなら申請しないと損だよね!」と思いますが、申請のやり方がわからないとか、面倒だなと思うこともあると思います。
そこで、火災保険の申請をサポートしてくれる会社があるというわけです。

利用するメリット

火災保険申請サポートを利用するメリットとしては、以下のようなものがあります。

・自分では気づかなかった損傷も見つけてもらえる
・見積などを作成してくれるので保険金がおりやすくなる
・保険会社とのやりとりなどのやり方を教えてもらえるので安心

火災保険を申請する場合、損傷が保険適用される対象のものか見極めが必要ですし、写真撮影や書類の作成、損傷に対する見積書などを作成しないとなりません。

火災保険申請サポートを行っている会社などにお願いすれば、プロの調査員の方に見てもらうことができますので、自分では気づかなかった損傷も見つかったりして保険金額がアップしたりすることもあります。

また、「もしこれを直すとしたらこれくらいかかります」という見積もりも出してもらえますので保険申請がスムーズになります。

業者選びのポイント

火災保険の活用法に気づいた私は「申請したいな・・・」とは思ったものの、自分でやるのははっきりいって面倒。
そこで、火災保険申請サポートを利用したいと思いましたが、本当に信用できるものなのか、いろいろと調べました。

中には悪質な業者があり、そういったところに騙されてしまうかたもいるため、怪しいものだと思われがちなようですが、業者選びをしっかりすれば心配はありません。

そこで、業者を選ぶ時のポイントを3つ紹介します。

成果報酬であること

火災保険の申請をしても必ず保険金がおりるとは限りません。
もし保険金が出なかった場合、交通費や調査費などを請求されてしまったら、損をしてしまいますよね。

成果報酬であれば、保険金がおりたらそこから報酬を支払う、保険金がおりなければ料金はすべて無料ということです。
きちんとした業者であれば、多くは成果報酬になっていますので、安心して依頼することができます。

支払う報酬額

保険金がおりたら、その金額から数%を業者に報酬として支払います。
そこの割合は業者によって違いますので、しっかり確認しましょう。
安いところで27%くらいから、多くは30%前半くらいです。
それ以上高いと、保険金がおりたとしても報酬を払ったらほとんど保険金がなくなってしまうので、気を付けてください。

契約書があるか

支払われた保険金の使途は自由だということが明記されているかを確認しましょう。
特にトラブルで多いのが、保険金で否応なく補修させられてしまうということです。
保険金の使い道は自由ですので、その点は注意してください。

申請の流れ

業者にお願いする場合の申請までの流れを簡単に説明します。

  • ネットなどで相談
  • 電話で相談 訪問日時を決める
  • 調査員の調査1時間くらい
  • 書類作成→送られてくるまで待つ
  • 書類を参考に自分で保険会社に連絡する
  • 保険金がおりたら金額を知らせる
  • 報酬を払う

保険会社には自分で連絡をします。
業者によって違うかと思いますが、私がお願いしたところは話す内容のマニュアルのようなものを作ってくださいました。
無事に保険金が下りれば、業者に報酬を支払って終了です。

まとめ

もし、火災保険の適用になりそうな場所があって、他にも損傷がないか見て欲しいとか、保険会社とのやり取りが不安、やり方がわからないから教えて欲しいという場合は申請サポートを利用するのも悪くはないと思います。

ですが、結論からいいますと申請サポートを利用せず、自分で直してくれる業者を探し、損傷個所の見積もりを出してもらって保険会社へ申請するほうがおすすめです。
保険申請自体はそれほど難しいものではありませんので、わざわざ申請サポートの業者を頼んでやるほどのことではないと個人的には思いました。

地震保険については火災保険とは少し仕組みが違うので注意してください。

記事URLをコピーしました