ハザードマップはどこで見られる?もらえる場所は?浸水や土砂崩れ津波の危険に備えよう
大規模災害が起こると、いざという時のために、自分の家や住んでいる地域の防災について知っておくことは、とても大事なのだと思わされます。
洪水による浸水や河川の氾濫、土砂災害の危険性など自然災害の想定される区域や避難経路などを確認するには「ハザードマップ」というものがあります。
自分の地域のハザードマップを見るにはどうしたらよいのかまとめます。
ハザードマップ確認方法は?
自分の家や地域が浸水する可能性があるのか、地震による津波被害の危険性はどれくらいなのかなど、気になりますよね。
📌ハザードマップとは
「自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で、被災想定区域や避難場所・避難経路などの防災関係施設の位置などを表示した地図」とされています。 防災マップ、被害予測図、被害想定図、アボイド(回避)マップ、リスクマップなどと呼ばれているものもあります。
引用:国土地理院HP
色分けされて、危険な区域が表示されている地図と考えればよいかと思います。
ハザードマップにも種類がいろいろあり、主に以下の様なものがあります。
・「火山防災マップ」火山噴火
・「地震防災マップ」地震災害
・「液状化被害想定図」液状化災害
・「津波災害予測図」津波、高波
確認する方法は?
ハザードマップは以下の方法で見ることができます。
ネットで見る
国土交通省では2018年6月8日からスマホで身近な河川からの洪水想定浸水区域が確認できるようになりました。
こちらのサイトの「重ねるハザードマップ」では、地図に洪水や土砂災害などのリスク情報を重ねて表示でき、調べたい場所にの中に「危」とあるアイコンを持って行くと、災害リスクも見ることができます。
災害リスクではその土地の特徴や成り立ちなども見ることができます。
自分の家の土地がどんな性質か、昔はどんな場所だったのかを知ることができるので、とても興味深いです。
「わがまちハザードマップ」という画面では、各自治体が作成しているハザードマップへリンクし、確認することができます。
また、各自治体ホームページでも、ハザードマップを見ることができます。
窓口でもらう
ネットで見れば手軽ですが、ほとんどはファイルになっていて、意外と見るのが面倒な面もあります。
ネットよりも紙のものが欲しいという場合は、各市町村などの窓口でもらうことができます。
配布している場所は地区によって違いがありますが、市役所や区役所の総務課や資料コーナーなどで配布している場合が多いので、窓口に問い合わせてみるとよいですね。
まとめ
ハザードマップは自治体の窓口やホームページで見ることができます。
あらかじめ知っているのといないのとでは、いざという時の行動に差が出ますので、確認しておくのがよいでしょう。
災害が起きそうな場合は、避難勧告の段階で避難をはじめるのがよいです。
避難指示にまでなってしまうと、すでに災害が起こっている場合もあるので避難できないこともあります。
避難指示が深夜早朝に出ることもありますので、明るいうちの早めの避難で身を守ってください。