マナー

電報の送り方は?電話番号は?到着日時と宛名はどうする?

hanamaru

電報といえば、結婚式に送る「祝電」やお葬式に送る「弔電」などがあります。
普段あまり電報を打つ機会がないと、どうやって送ったらいいのか?どんなものを送ったらいいのか悩みます。

そこで、電報の送り方と、いつまでに誰に宛てて出したらよいのかをまとめました。

電報の送り方

電報は、昔は緊急の連絡手段として使われていましたが、電話が普及した近年では、冠婚葬祭などで気持ちを贈るアイテムになっています。

電報というと電話で申し込むイメージがありますが、インターネットでも申し込むことができます。
広く知られているのはNTTの電報です。

NTTは?

NTTの電報の申し込み方法は以下があります。

・電話
・インターネット(パソコン・スマホ・携帯)

電話で申し込む場合は番号「115」に電話をします。
通話料は無料、年中無休ですが、受付時間は8時~19時です。

料金は固定電話ならば電話代から引かれます。(クレジットカード払いもできます)
公衆電話からは「0120-759-560」へ電話をし、クレジットカードで支払いになります。

また、NTTドコモとNTTドコモの携帯回線を利用しているスマホからも利用することができます。

必要な情報は?

電話で申し込みをする場合は、伝える内容を準備しておきましょう。
電話をする前に控えておきたい内容は以下です。

・届け先の住所、氏名、連絡先など
・届ける日時(いつまでに必要か)
・メッセージ内容
・差出人の氏名、電話番号など
・予算と料金の支払い方法(クレジットカード払いならカード情報)

メッセージの内容をどうしたらよいか分からない時は、文例がありますので、オペレーターの方に相談してみましょう。
他にも分からないことは教えてもらえます。

インターネットでは?

NTTの電報は、パソコンやスマホ、携帯サイトからも申し込みができます。

スマホ以外の携帯の場合は、それぞれのメニューから申し込みをします。

例えば【iモードメニューからは】
iMenu ⇒ メニューリスト ⇒ 辞書/学習/便利ツール ⇒ 便利ツール/ウィジェット ⇒ 電報iD-MAIL
を選択します。

支払いはクレジット払いのみです。

インターネットではNTTの場合「D-MAIL」というサイトがあります。文例や台紙も見て選ぶことができますので、おすすめです。申し込みに必要な情報は、電話で申し込む時と同じです。


電話で申し込む場合は、固定電話ならば料金が電話料から引かれるので便利です。

ネットではメッセージの文例や台紙などのデザインが見られますので、じっくり選びたい場合はおすすめです。

また、電報を打てるのはNTTだけではありません
いくつか電報サイトはありますので、比較検討するのがよいかと思います。

電報はいつまでに送る?

電報は主に結婚式や卒業・入学などお祝いの時に送る「祝電」と、お葬式(告別式)やお通夜などの時に送る「弔電」があります。

他にも出産祝いやお誕生日祝いに送ることもありますが、式典などの場合は必ずその日までに着く必要がありますので、きちんと確認してください。

主な行事で送る日時は以下になります。

 到着日時
結婚式・午前中の式:前日着
・午後の式:披露宴開始の2時間くらい前までに
お葬式
(お通夜)
式が始まる前までに着くように
卒業式
入学式
式の前日までには着くように

結婚式の場合は、午前と午後があるので気をつけましょう。
式が午前中の場合は前日着でもよいですが、式場によっては開いていない場合もあるので確認しましょう。

式が午後の場合は、あまり早く送ると午前中に式を挙げている方がいる場合紛らわしくなりますので、開始2~1時間半前までに着くように手配すればよいでしょう。

弔電も、式典が始まる前までに着くように手配します。

学校や保育園、幼稚園に送る場合は、卒業式(卒園式)や入学式(入園式)の一週間前~遅くとも前日までには届くようにしましょう。

先生方は前日までに式の準備をほぼ済ませますので、当日の忙しい時に着くのは迷惑になります。

宛名と場所は?

電報を送る場所や宛名は以下になります。

・結婚式の場合
宛名:新郎・新婦連名か面識がある方へ(旧姓で送る)
場所:式場
・弔電の場合
宛名:喪主名(分かるならば故人名も)
場所:通夜・告別式・法要が行われる場所(個人宅、斎場、お寺など)
・卒業式 入学式の場合
宛名:
【卒業式の場合】学校名 令和〇年度 卒業生の皆様
【入学式の場合】学校名 令和〇年度 新入生の皆様
場所:学校

結婚式の場合は新郎新婦連名でもよいですし、新婦か新郎どちらかとだけ面識があるならば片方だけでも問題はありません。
新婦は(新郎の場合もありますが)入籍が済んでいるとしても、旧姓で送ります。

弔電は基本的には喪主の名前だけでよいですが、斎場やお寺によっては故人名も必要という場合もありますので、分かるならば書いておいた方が無難でしょう。

学校の場合は、学校名と年号、全体に向けて宛名を書きます。
年度は間違えないようにしてください。

参考:NTT東日本 D-MAIL

記事URLをコピーしました