お中元やお歳暮の宛名の書き方は?連名にする場合って?送り主の名前は?
お中元やお歳暮を贈る時の宛名の書き方について。
親戚や義理の両親など目上の方に贈る場合の書き方は?
連名にするのはどんな時でしょう。
お中元やお歳暮の宛名の書き方
お中元やお歳暮というと品物を贈るのが一般的ですね。
正式には訪問をして直接渡すのがよいでしょうが、デパートなどで配送してもらう事も多いでしょう。
そんな時の送り状の宛名の書き方、意外と悩むことがあります。
親戚や義理の両親に送る場合は?
親戚や義理の両親などに送る時、誰に宛てて送るのがよいのでしょう?

お義父さんとはあまり付き合いがないし・・・いつもお世話になっているのはお義母さんだから、お義母さん宛てがいいのかな?
と思う方もいるかもしれません。
しかし、それはふさわしくありません。
結婚をしていて【家:家】のお付き合いという場合は、
例えば、親戚ならその家のおじさんの名前、義理の両親なら義父の名前を書けばよいでしょう。
例え、おじさんやお義父さんのことをよく知らなくともよいのです。
ただ、おばさんや義母に普段とてもお世話になっているので書きたいという場合は、連名にしても問題はありません。
その場合は、以下の様に女性の方は名前だけを書き、それぞれのお名前に「様」をつけましょう。
【書き方見本】
横書きの場合は、これをこのまま横にして書けばよいです。
名前の間に「様」を1つだけ書いたり、ご主人の方にだけ「様」をつけたりせずに、「様」はきちんと両方に付けましょう。
個人的に送る場合は?
お中元やお歳暮を贈る相手は親戚などだけではないですね。
お世話になった先生や先輩、友人、知人にも贈ることがあるでしょう。
贈る相手が男性であれば、家の主である場合がほとんどでしょうし、そのまま相手の名前でよいですね。
相手が女性で結婚されている場合でも、親戚等でなければ【家:家】のお付き合いではないので、女性の名前で送ればよいでしょう。
ご夫婦2人共と面識があるようなら、連名でもよいですね。
送り主の名前は誰を書く?
結婚している場合は、送り主の欄に書く名前は送る相手によって変えます。
親戚、義理の両親、自分の親など【家:家】のお付き合いがある相手には、基本的にご主人の名前で送ります。

いつもお世話になっているのは嫁の私だし、私の名前は書かなくていいのだろうか・・・
と思うかもしれませんが、書かなくとも手配をしたのはお嫁さんだと分かるものですので、気持ちは伝わります。
親戚付き合いではご主人を立てることは大切ですので、主の名前だけを書くのが一般的です。
また、自分が結婚していても、友人などに送る場合は自分の名前でよいでしょう。
自分の主人の名前を書いても、面識がなければ誰からの贈り物なのか分からないですからね。
夫婦で面識があるなら連名でもよいでしょう。
まとめ
家族での付き合いがある場合は世帯主の名前、個人的な付き合いなら各々の名前を書きましょう。
相手との間柄や親しさによっても、宛名や送り主の書き方は違ってくると思います。
もし悩んだ時は、年賀状があればそれを見てみましょう。
相手から送られてきた年賀状の宛名が自分だけの名前か、夫婦連名で送られているかによって、自分もどう書こうかということの参考になると思います。