次亜塩素酸水の薄め方|濃度と用途のまとめ
次亜塩素酸水はノロウイルスの除菌剤としても知られています。
他にもいろいろ除菌や消臭などで使用できますので、とても便利な除菌水です。
原液を買って薄めて使うとお得で便利です。
濃度によって用途も違うので、原液の量と薄め方、使用方法についてまとめました。
次亜塩素酸水とは
次亜塩素酸水は除菌力が高く、ノロウイルスの除菌やインフルエンザ予防、食中毒予防にも使われています。
その上、主成分は塩と水で、除菌後は水に戻るので安全です。
我が家でも使っていますが、臭いもなくとても扱いやすいです。
原液を薄めて使うこともできますので、たくさん使う場合にもおすすめです。
濃度によって使い分けることができますので、あれこれと除菌剤や消臭剤を買う必要がなくなります。
次亜塩素酸水の濃度と使い分けについてまとめます。
薄め方
次亜塩素酸水は商品によって濃さが違います。
ですので、基本的には商品に付いている説明書を読んで、用途によって薄めればよいといえます。
そうはいっても、「説明書なくしちゃった」なんてことはよくありますね。
一般的に市販されている次亜塩素酸水の濃度の種類は800ppm・400ppm・200ppmがあります。
最も用途が多いのは200ppmです。
濃度が高いほど除菌力が高くなるわけですが、200ppmあればウイルスに効果があるとされます。
800ppmほどの濃度のものを原液で使用することはほぼありませんので、濃度の濃い品を購入する意味としては、長持ちするという点でしょう。
次亜塩素酸水は劣化が早めですので、濃度が濃ければその分長持ちするといえます。
濃度と用途
次亜塩素酸水の濃度と用途をまとめます。
濃度 | 用途 |
20~50ppm | ・食材の洗浄除菌 ・哺乳瓶除菌 ・おもちゃ除菌 ・衣類消臭 ・カーテン消臭 ・室内の空気の除菌消臭 ・花瓶の水 ・超音波加湿器に使用 |
100~200ppm | ・車内の消臭 ・靴や下駄箱の消臭 ・ダイニングテーブルなどの除菌 ・歯ブラシ除菌 ・入れ歯除菌・洗濯物の臭いとり |
200ppm | ・包丁、まな板、ふきん、スポンジなどキッチン周りの除菌 ・排水口の除菌 ・浴室の除菌 |
200ppm以上 | ・嘔吐物除菌 ・カビ除菌 ・トイレ除菌・使用済みおむつ消臭 ・ペットのトイレ除菌消臭 |
ドアノブやテーブル、トイレや浴室など硬いものは、スプレーした後数分おいて拭き取るか洗い流すのが基本の使い方です。
200ppmの濃度のものを用意しておけば、キッチンからダイニング、トイレなどの消臭や除菌ができると思ってよいでしょう。
200ppmを2倍に薄めたものは、気軽に消臭スプレーとして使えます。
嘔吐物など、ウイルスがいることが分かっている時には200ppm以上の原液をしっかりスプレーして数分おきましょう。
200ppmの原液か、それ以上の濃度のものはしっかり除菌したい時に使います。
まとめ
次亜塩素酸水はいろいろな濃度のものがありますが、日常生活で除菌として使うなら200ppmの濃度です。
消臭スプレーとして使うなら、100~50ppmに薄めて使いましょう。