お彼岸のお供え物はなにがいい?金額の相場は?のしは?
お彼岸に持参するお供え物はなにがいいのか。
またその相場について。
お供えに付けるのしに書く言葉についてもまとめました。
お彼岸の時期は?
お彼岸は春分の日・秋分の日を含む前後3日のことです。
その期間は先祖供養をする時期とされますので、お墓参りに行ったり、お線香をあげに実家や親戚のお宅などを訪問すると思います。
そんな時に持って行くのが「お供え」ですね。
どんなものがあるのでしょう。
お彼岸のお供え物について
お供え物といっても現金と品物とがあります。
両方持っていく場合もありますし、どちらか一方だけということもあるでしょう。
地域やその家族によっても違いますので、親などに確認してみましょう。
分からない場合は、とりあえず両方持って行けばよいでしょう。
持って行った様子で、次の年からどうするか決めるとよいですね。
お供え物の相場は?
香典(現金)の場合は3,000円~5,000円が相場です。
香典袋は白黒か双銀の結び切りの不祝儀袋を使いましょう。
不祝儀袋は中に入れる金額によって袋のグレードも変わるので、3,000円~5,000円なら水引が印刷されたものが適当です。
表書きは「御仏前」「御佛前」と書かれたものを選び、名前をフルネームで記入しましょう。
品物なら?
品物のお供え物の相場も、香典と同じくらいで3,000円程度です。
香典も持って行く場合は、2,000円くらいでもよいでしょう。
お彼岸にはお線香を贈る場合も多いですが、果物や日持ちのするお菓子などもよいです。
一般的なお供え物は
・花
・和菓子(羊羹・水羊羹・どら焼きなど)
・果物詰め合わせ
・クッキーなど
アレンジされたお花なども、簡単に飾れるのでおすすめです。
また、お彼岸によく見る白やピンクの硬そうなお菓子は「落雁(らくがん)」といいます。
お彼岸のお供えの定番の1つです。
また、故人の好きな物が分かればそれもよいですね。
親戚同士の付き合いになっている場合は、そのお宅の人が好きなものを贈る場合もあります。
毎年のことですので「あの人は〇〇を持ってくる」など、だんだん定番化してくることもあります。
品物ののしはどう書く?
「のし」(正確には「掛け紙」)というのは品物に付ける白い紙のことです。
付けるのは、白黒の水引きが印刷されたものです。
お店で買った場合は、「お彼岸の掛け紙を付けてください。」または「お彼岸のお供えののしをつけてください。」などとお願いすれば、大抵のお店は付けてくれると思います。
表書きは「御供」です。
誰が持ってきたものか分かればよいことなので、実家に持って行くなら、ご主人の下の名前だけでもよいでしょう。
親戚に渡すなら、ご主人のフルネームですね。
お彼岸のお供え物を送る場合は
遠方で伺えない場合は、お供え物を送ることもあるでしょう。
お供えはお彼岸に仏壇にお供えしたり、みんなで分けたりしますので、基本的にはお彼岸前に着くように送りましょう。
前日か前々日くらいでよいでしょう。
「ご仏前にお供えください。」など、メッセージを付けるとなおよいですね。
メッセージの例文はこちらをどうぞ。
まとめ
お彼岸のお供えの相場は3,000円~5,000円です。
金額や水引の色などは地域によって違う場合もありますので、身近な人に確認することは必要です。