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楊貴妃(ようきひ)が愛したライチってどんな果物?ライチの季節はいつ?

hanamaru
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ライチという果物をご存じでしょうか?ライチ味の飲み物やゼリーはとても美味しく良い香りがしますね。しかし、実際の果物は店頭でみかけることはありませんので、いったいどのような果物なのか調べてみました。

ライチとは?

ライチは茘枝(レイシ)ともよばれ、中国南部原産のムクロジ科レイシ属の果物です。上品な甘さと香りが好まれ、中国では紀元前から栽培されていましたが、枝から離れると味と香りがすぐに落ちてしまうので保存がききません。赤くうろこ状の皮をむくと、乳白色の実がでてきます。この乳白色の部分を食します。

現在では、中国南部の他に台湾、タイ、ベトナム、東南アジア、オーストラリアの北部などの高温多湿で、短い冬があるけれども霜が降りない程度の気候の地域で栽培されています。

日本でも、沖縄県、鹿児島県、宮崎県などの暖かい地域で栽培されていますが、花は咲くけれども、結実することが少ないため流通量が少ないです。

ライチの旬の季節

ライチは4~5月に花が咲き、6~7月頃に結実する、夏の果物です。

栄養価

ライチの特徴的な栄養価は、可食部100g中にカリウム170㎎、ビタミンC36㎎、葉酸100㎍入っており、美容に嬉しい成分をたくさん含んでいます。

楊貴妃とライチ

楊貴妃(ようきひ)は世界三大美女の一人とされている、中国唐の時代の皇帝、玄宗の寵愛を受けた女性です。

玄宗皇帝は、楊貴妃のためにライチを広東省から1300キロ離れた都の長安(今の西安)へ早馬で取り寄せていました。すぐに味が落ちてしまうのでなるべく早く届けるために、何頭もの馬を使いリレー方式で届けていたようです。

ライチの値段は、ライチの樹齢によって変わります。樹齢が長いほど甘さのすっきりとした美味しい実がなるため予約が殺到し価格が上がります。ライチは栽培が始まってから長い期間がたつので、樹齢1000年の木もあるそうです。

まとめ

ライチは楊貴妃にも愛されたとても美味しい果物ですが、味が落ちるため保存がきかないので、一番おいしくいただけるのは、夏に産地へ行くことだと思いました。

現地へいかなくても、下のサイトからも現地の味を堪能できそうです。

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