咬まれたら激痛!ムカデ対策 ムカデを家に入れない方法 駆除方法
山や草むらの近くに住むのはとても気持ちが良いですが、暖かくなってくると時々ムカデが家に入ってきて、驚いたりその姿をみてゾッとしたりしますよね。
そこで、ムカデ対策をしたことで、屋内でムカデをみることが激減しましたので、その方法を紹介していきたいと思います。
ムカデって何?
ムカデは漢字では百足と書くように足がたくさんあり、体をくねらせながら進みます。いろは赤黒く、大きさは種類によりますが5~12㎝程度です。暗くて暖かく湿った場所が好きで、夜中に活動することが多いので、布団の中に現れて咬まれることもあります。視覚は発達しておらず、触覚が発達しており、ゴキブリやくもなどを捕食して生活しています。
ムカデの侵入対策
ムカデは暖かくなる頃から活動を始めるので、5~6月の最低温度が15℃を超えてくるころから対策を始めます。
- 対策1 家の周りの掃除
家の外にある植木鉢の下や葉っぱなどを掃除し、隠れる場所をなくします。これはムカデシーズンが終わるまで頻回に行うのがよいでしょう。
また、植木鉢などは地に直接置くのではなく、ブロックなどの上に置き高さをだして植木鉢の底に湿気がたまるのを防ぎます。
- 対策2 家の周りにムカデ退治用の薬剤を置く
掃除をした後に薬剤をおきます。粉状の撒くものや、ケースに入っている毒餌タイプのものがあります。
- 対策3 家の窓を開ける回数を減らす
窓を完全に開けないというものではなく、ムカデ危険日の『雨上がり』や『湿度の高い日』は窓の開ける回数を減らし、換気をしたい場合は換気扇を使用し侵入する場所を減らします。
また夜にはムカデの活動が活発になりますので、暑いときにはエアコンで室温を調節するよがよいでしょう。
- 対策4 排水管の隙間を防ぐ
対策2と似ているのですが、洗面、トイレ、台所の排水パイプが降りていく穴に隙間がある場合は、そこからムカデが侵入しやすくなりますので塞ぎます。 - 対策5 他の害虫も一緒に入れないようにする
ムカデはゴキブリやくもを捕食しますので、ゴキブリを追いかけて家に侵入するということもあります。ゴキブリ対策も徹底しましょう。
- 対策6 エアコンホースにキャップを付ける
エアコンのついている屋外のほうをみると、水を排出するためのホースが付いています。その細いホースの中は暗く湿っているのでムカデは入ってきてしまうので、専用のキャップを付けるとよいでしょう。
エアコンホースキャップはこのようなものです。
これら、6つの対策を講じることで家の中でのムカデとの遭遇が減りました。
『対策2』の薬剤ですが、粉のものと据え置き型がありますが、我が家では置き方を使用しています。
毒餌据え置きタイプは、効果を感じ毎シーズン購入しています。2~3週間で置き換えるのがいいでしょう。
粉タイプはこちらも、粉に触れたムカデは確実に退治できます。
お薬を使うのに抵抗のある方はこちらのナチュラルな忌避剤もおすすめです。私は、毒餌タイプと併用していて、効果を感じています。
こちらは屋内用です。爽やかな香りです。
ゴキブリも寄せ付けないようにしましょう。
ムカデ退治の方法
家の中でムカデと遭遇してしまった時の対処方法について説明します。まず、あわてずにそっとゆっくり静かに対応しましょう。ムカデはとても臆病な生き物ですので異常を感じると素早く逃げてしまいます。
- 退治1 熱湯をかける
その場に2人以上人がいる場合は、1人がムカデを見張り、もう一人がケトルで少量のお湯を沸かしムカデにかけます。
この時に大切なことは見つけてすぐにムカデの周りでバタバタと動かないことです。ムカデは臆病な生き物ですのですぐに逃げてしまいます。静かに見守りましょう。
- 退治2 薬剤をかける
薬剤をふりかけて退治する方法です。ムカデが出る部屋や決まった場所において置き、すぐに使えるようにしときましょう。
- 退治3 ムカデの頭をたたく
あまりおすすめではないのですが、最悪この方法でも良いと思います。使い古したスリッパなどを用意しておくのも良いと思います。
寝ている時のムカデ対策
起きている時にムカデに遭遇した場合対応できるのですが、困るのは寝ている時ですよね。
激痛で目が覚めて、周りを見渡してもすでにムカデもおらず、寝不足になりしばらく痛みも続きます。また、赤ちゃんや小さな子どもがいる場合も心配ですよね。
そのような時は、昔からの知恵『蚊帳』を使用するとよいでしょう。
ムカデ対策用の蚊帳は布団に入ってこられないように底つきとなっています。
冷房が直接あたるのも防げ、蚊にも睡眠を邪魔されません。
コンパクトな一人用の底つき蚊帳もあります。
まとめ
暖かくなると出てくる嫌なムカデの侵入を阻止して安心して過ごすためには、日ごろの細やかな掃除や、薬剤の交換など欠かせません。少しめんどくさいと思うかもしれませんが、困っている方は、ぜひ対策を試してもらえればと思います。