子供の喪服は何を着るのがいい?靴や靴下の色は?葬儀に参列する時の子供服のマナー
葬儀に参列する場合、子供にどんな服を着せたらいいか悩むこともありますね。
赤ちゃんや子供の喪服またはフォーマルはどうしたらいいでしょう?
子供の喪服は何を着るのがいい?
通夜や葬儀・告別式・法事などでは、大人はブラックフォーマルなどの喪服を着用しますね。
大人の場合は、”通夜は平服でもよいが葬儀はブラックフォーマルで”といったような細かい決まりがありますが、子供の喪服はそれほど厳しいマナーはありません。
簡単に言うと、きちんとした黒っぽい服を着ていれば大丈夫です。
📌子供の喪服選びのポイント
- 色は黒か、黒っぽい色で無地がよい(シャツやブラウスは白)
- トップスは襟があるものがよい
- 派手なキャラクターモノや光沢のあるものは避ける
喪服の色の基本は黒です。
ですが、子供ならば黒っぽい色(紺やグレー)など、落ち着いた色ならばOKです。
子供のフォーマルワンピースやスーツなども売られていますが、フォーマルを着るような機会は多くないですし、子供は成長が早いのですぐに着られなくなってしまいますね。
もちろん用意できるのならばきちっとしたワンピースやスーツを用意してもいいですが、普段着られるような服を準備しても特に問題はありません。
小学生や中学生ならば、学校の制服があるならそれを着ればよいです。
学生の場合は制服が正装とされますので、赤などのリボンがあったとしても、そのまま着用して問題はありません。
ですが、もし光沢があるような派手な色のリボンやネクタイのある制服の場合は、それは外して行きましょう。
また、入学式に着たワンピースやスーツが着られればそれでもよいですね。
女の子の場合は、目立つレースやフリルなどが多い服もありますので、あまり派手になる場合は避けましょう。
幼稚園も、制服があるならそれを着ればよいです。
制服といえば、だいたいは紺やグレーなので、問題はないですね。
もし、黄色や赤などの派手な色の制服だとしたら、黒っぽい服を用意したほうがいいでしょう。
子供の喪服を用意する時に注意する事
赤ちゃんならば、特にフォーマルを用意する必要はなく、白などの落ち着いた色の服を着せていれば大丈夫ですが、歩くような歳になっていればシーンに合った服を用意したほうがいいでしょう。
色については始めに触れましたが、黒か黒っぽい色を選びましょう。
少しくらいなら柄があっても大丈夫ですが、なるべく無地がよいです。
また、トップスは襟があるものを着せましょう。
女の子なら白いブラウスに黒や紺のスカート、男の子なら白いポロシャツに黒や紺のズボンなどが一般的です。
子供ならば、ネクタイは必要ないでしょう。
寒い場合は、カーディガンやベストをプラスしましょう。
ズボンなどは、ストレッチのあるものを選べば普段にも着られますので、無駄にはならないかと思います。
子供の機嫌が悪くならないように、着心地のよいものを用意することも重要です。
靴や靴下は?
靴も、できれば黒っぽいものがいいです。
わざわざローファーのようなきちんとしたものを用意する必要はありませんので、手持ちのスニーカーなどで黒っぽいものがあればそれでよいです。
ですが、洋服と違って靴はたくさん持っていない場合が多いので、黒っぽい靴がないということもありますね。
そういう場合は、できれば黒または白っぽい靴を用意しましょう。
スニーカーならば普段でも履けますので、少し大き目を買うなどすれば長く使えますね。
準備する時間がないなどの場合は、赤や黄色を避ければ大きな問題はないでしょう。
赤と白の組み合わせなどはお祝い事を連想させますので、そういった色は避けましょう。
悩んだ場合は、両親や親戚に相談できるのならば事前に相談するとよいですね。
靴下は
靴下も色は白か黒、グレーなどがよいです。
無地がなければ、ワンポイントの柄くらいならOKです。
夏で暑いからといってサンダルはやめましょう。子供は嫌がるかもしれませんが、少しの間なのできちんと靴下と靴を履かせるようにしましょう。
まとめ
子供の喪服は大人ほど厳しいマナーはありませんので、黒や紺などの落ち着いた色の服で上品にまとめれば問題はありません。
白いシャツに黒のワンピースやパンツなどが定番です。