台風で学校が休みになるのはどんな場合?いつ決まる?風速との関係は?
台風が近づくと学校が休校になる場合があります。
その基準はなんなのか気になりますよね。
台風で学校が休みになるのはどんな時なのか、まとめました。
台風で学校が休みになるのはどんな場合?
学校を休みにするかどうかは、基本的には公立の場合は教育委員会が決めます。
では、その基準はというと「暴風警報が発令されているかどうか」です。
暴風警報は風速20~25m以上の風の場合に発令されます。
風速20mというと、いろいろと物が飛んで来たりする可能性のある、危険な強さです。
いつ決まる?
学校は休みじゃないよと言われても、風速20mでは登校できる状態ではないでしょう。
だいたいは、朝6時か7時時点で暴風警報が出ていれば学校は休みになるでしょう。
前日に判断するならば、天気予報を見て暴風域に入るかどうかというのが目安でしょう。
暴風域とは、平均風速で25m/s以上の風が吹く可能性のある領域ですので、暴風域に入るということは暴風警報が発令される可能性が高いということになります。
天気予報を見て「どう考えても危ないな」という場合は、暴風警報が出ていない前日でも「明日は休みです」といったお手紙が配られたりしますね。
または、「〇時限目から登校」とか「遅れても遅刻扱いにはならないので、各家庭の判断で様子を見て登校」といった場合もあります。
最近では学校からの連絡がメールやアプリで届くようになったので、朝メールが来て「今日は休み」という場合もあります。
高校や大学では
高校や大学では暴風警報が出ているかどうかの他に「電車が動いているかどうか」もポイントになります。
基本的には、電車が動いていない場合は休校になるでしょう。
小中学校の場合も、電車が動いていないと先生も出勤できないということもあるので、休みになるでしょう。
大学などは小中学校と違ってそう簡単には休校にならない場合もあるので、台風が近づいていて学校にいる間に暴風警報が発令され、「授業は終わり帰宅しましょう」となったけれど「電車が動いていない、どうしたらいいんだ」ということも起こったりします。
電車は風速20~25m以上の風で運休になってしまいますので、暴風警報が出ていれば電車も止まる可能性は高いわけです。
まとめ
台風で学校が休みになるのは「暴風警報が発令されているかどうか」「電車が動いているかどうか」が主なポイントです。
ですが、前日の時点で暴風域に入るのがほぼ確実といった場合は、前日に休校が決定する場合もあるでしょう。
「台風が来るから学校休みになったのに、全然荒れていないし晴れてるけど!」なんてこともよくありますが、安全のために万全を期すことが大事かと思いますね。