佐川急便の荷物状況の見方は?『集荷』の意味って?『持戻り』とは?
佐川急便の荷物問い合わせをした時の、荷物状況の言葉の意味と見方をまとめました。
佐川急便の荷物状況の見方は?
多くの配送業者で「問い合わせ番号」といったものは使われていますね。
問い合わせ画面にその番号を入力すると、現在の荷物の状況が分かるというものです。
ですが、更新状況や内容は配送業者によって違いがあります。
佐川急便の場合は主に以下のようになっています。
(日時は目安です)
荷物状況 | 日時 | 担当営業所 |
↓集荷 | 10/1 14:00 | ■■営業所 |
↓輸送中 | 10/1 16:00 | ▲▲中継センター |
↓配達中 | 10/2 08:00 | 〇〇営業所 |
⇒配達完了 | 10/2 17:00 | 〇〇営業所 |
こんなにスムーズに行く事は少ないかと思いますが、基本的には各営業所が荷物を預かり、中継センターへ運ばれ、配達先の担当営業所へ到着し、そこから各トラックなどでドライバーが配達するという流れです。
参考に、スムーズに配達された場合の実際の表示です(一部加工してあります)
「荷物状況」の欄の左についている矢印の意味は、「⇒」はその作業中「↓」は完了したことを表します。
詳しくは以下で説明します。
『集荷』の意味は?
一番はじめにある『集荷』は、差出人から荷物を佐川急便(ドライバー)が受け取った時に表示されるものです。
日時は受け取った日時、担当営業所は荷物を預かった営業所の名前ということになります。
『輸送中』と『配達中』とは?
『輸送中』とは、「⇒輸送中 〇〇中継センター」の場合は、〇〇中継センターから営業所へ輸送中ということです。
次の場所(営業所)へ到着すると「↓輸送中 〇〇中継センター」となります。
『配達中』とは、営業所からドライバーが荷物を持ち出している状態を示します。
「⇒配達中」の場合は、荷物がトラックに乗せられ配達に向かっているというわけです。
『持戻り』とは?
順調に配達されればよいのですが、荷物状況に『持戻り』と表示されることがあります。
例えば以下のような表示になります。
荷物状況 | 日時 | 担当営業所 |
↓集荷 | 10/1 14:00 | ■■営業所 |
↓輸送中 | 10/1 16:00 | ▲▲中継センター |
↓配達中 | 10/2 08:00 | 〇〇営業所 |
↓持戻り | 10/2 21:00 | 〇〇営業所 |
⇒保管中 | 10/3 08:00 | 〇〇営業所 |
この場合、『持戻り』とは基本的には「不在のため荷物を持ち帰りました」ということです。
ですが、佐川急便の場合、そう単純ではないようです。
荷物がなかなか届かないので問い合わせサービスで追跡してみると、家にいたのにチャイムも鳴らず不在票も入れられず、「持戻り」になっているといった事があるようです。
「持戻り」は「配達するつもりで持って出たが、配達できずにまた持って帰りました」という場合も「持戻り」と表示されます。
その理由としては、「荷物が多くて時間内に配達しきれなかった」というのが主なようです。
そういった場合は、配達に来ていないので不在票も入らないというわけです。
配達日時指定をしていないならば、それも多少は仕方ないかと思いますが、指定していてもこういった事態がなんの連絡もなく起こる場合もあります。
さらに「持戻り」と「配達中」が繰り返され、数日たっても配達されないといった事もあるようです。
『保管中』の意味は?
上記のように『保管中』と表示の場合は「右の営業所の倉庫で保管している」という意味です。
「保管中」から翌日に「配達中」に変わればよいのですが、場合によってはずっと「保管中」のこともあります。
特に年末年始やお中元などの繁忙期(荷物が多くて忙しい時期)には、ドライバーが足りないなどの理由で荷物が持ち出されず、数日「保管中」のままといったこともあります。
繁忙期の保管中は、待っていれば配達される場合がほとんどかと思いますが、あまりにも長い時や繁忙期でない時は倉庫で忘れられている可能性もありますので、営業所に連絡してみるのがよいでしょう。
不在票は入る?
「不在票」とは「荷物を届けに来ましたが留守でした」というお知らせの紙です。
不在票には、配達に来た時間や荷物の情報、再配達の申し込み方法などがいろいろと書かれています。
もちろん佐川急便にも「不在票」は存在します。
ですが、個人的な感想を言うと、「ヤマト運輸の不在票はよく見るが、佐川急便の不在票はほとんど見ない」ということです。
ヤマト運輸は不在の場合きちんと不在票を入れてくれますが、佐川急便の場合はインターホンに残っているのに不在票が入っておらず、夜9時過ぎに再びやって来るということは何度かありました。
よく言えば、再配達の申し込みをしなくても待っていればまた届けてくれるという考え方もできますし、配達してくれるだけマシですが、(大丈夫かなぁ?)とちょっと不安に思ったりもしますね。
このあたりの対応はドライバーさんによっても違ってきますので、もちろんきちんと不在票を入れてくれるドライバーさんの方が多いと思いたいです。