4月の時候の挨拶って?種類は?時期と使い方は?

4月というと学校では新年度が始まりますし、仕事でも新しい年度で人の入れ替わりがある時期です。
出会いの機会にワンランク上の好印象を与えることが出来ると、その後の付き合いが随分違うものになってきたりするのも事実です。

では、好印象を与えるにはどうしたらいいのでしょう。
色んな方法があると思いますが、今回は出会いの機会が多くなる4月に使える時候の挨拶についてです。
これは対面して言葉で交わす挨拶ではなく、手紙やメールを送る際に、文頭や文末などにつける挨拶文です。

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4月の時候の挨拶って?

一月往ぬる二月逃げる三月去ると昔の人はいいました。
どういう意味かわかりますか?意味以前に読めないって人もいるかもしれませんね。

まず読み方ですが、
「一月(いちげつ)往(い)ぬる二月(にげつ)逃(に)げる三月(さんげつ)去(さ)る」と読みます。
意味としては1月から3月までは、お正月から始まって、節分、28日(29日)までしかないため直ぐに終わってしまうように感じる2月、桃の節句、卒業式など、イベント目白押しの3月、とあっという間にこの3ヶ月は過ぎてしまう、ということです。

そしてこの3ヶ月は冬から春へ季節が変わる時期でもありますね。
新春には、別れもあれば新しい出会いもあります。

春の新しい出会いは、学校だけではなく社会人としても度々遭遇する機会が増えてきます。
新しい出会いは最初の印象がとても重要で、そこで失敗すると後々まで、その悪いイメージを払拭するのに苦労することになりかねません。

4月の年度の始まりには、学校ではお手紙を配布したり、仕事でも挨拶にメールを送ったりすることがあるでしょう。
この挨拶文が時期にぴったりと合っていると、「おや、この人はちゃんとしている人なんだな」という好印象を相手に与えることが出来ます。

しかし、間違えた時候の挨拶を使ってしまうと、相手に残念な印象を与えてしまうこともあるので、手紙やメールを送る時期を考慮して、おかしくない文章を添えるようにしましょう。

種類は?

4月の時候の挨拶には主に以下のようなものがあります。

・陽春の候
・仲春の候
・春風の候
・惜春の候
・春たけなわの折
・のどかな春の季節となりました

他にもたくさんありますが、無難なのは上記の言い回しですね。
ですが、使う言葉は時期によって選ぶ必要はあります。

時候の挨拶には決まった言い方もありますが、自分なりの季節を感じる文章にしても構いません。

4月といえば「桜」や「春」「うららか」「日差し」などがよく使われます。

送る相手や時期を考える

手紙やメールを送る相手がビジネス関係の人なのか、もしくはプライベートな付き合いのある人なのか。
またプライベートな相手でも、相手は年上なのか、送る文章の内容がかしこまったものなのか、などでも文面が変わってきます。

また、4月の時候の挨拶といっても、上旬、中旬、下旬で、文章も当然変わってきます

上旬に送るのであれば、「満開の桜のように~」などと言った書き出しでも良いですが、下旬になっても同じような書き出しをしてしまうと、全てが台無しになってしまいます。

例えば、4月の上旬ならば「仲春の候」「春暖の候」「桜花爛漫の候」「桜花匂う頃」の時候の挨拶が、ビジネス関係でも、プライベートのかしこまった内容の手紙やメールでも使うことが出来る、融通の利く便利な言葉です。
もちろんこれらの書き出しは、4月中旬以降は避けなければいけません。

4月中旬なら「陽春の候」、下旬であれば「春風の候」や「惜春の候」などが定番です。

単純にプライベートな内容なのであれば、「街のあちこちで桜色を目にするようになりましたね」といったような、何となくだけど春先をイメージさせるような柔らかい言葉遣いでメールなどを書き始めると良いと思います。

まとめ

4月の時候の挨拶は、4月の上旬ならば「仲春の候」。
4月中旬なら「陽春の候」、下旬であれば「春風の候」や「惜春の候」などがよく使われます。

少々堅苦しいと感じる人もいるかもしれませんが、こういった知識は後々必要だったりするものです。こういう挨拶文は既にフォーマット化された文字列だったりはするのですが、それでもこれらの時候の挨拶があるのとないのでは、相手が受け取る印象は大きく変わってきます。
今後手紙やメールを送る機会があれば、ぜひとも文頭や文末にさらっと時候の挨拶を添えてみてはいかがですか。