忌引きで小学校や中学校を休む日数は?忌引きの意味と範囲

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親族が亡くなった時は「忌引き」で学校や仕事を休むことになると思いますが、誰が亡くなったのかによって休める日数が違います。

学校はいつから休むことができて、いつから行くのかなども気になるところです。

忌引きの意味は?

「忌引き」とは、親族が亡くなった際に喪に服すという理由で会社や学校を休むことを言います。

ただし、「忌引き」をどんな扱いにするか、どれくらい休むのかなどについて全国共通の明確な規定はありません。会社や学校でそれぞれ違いますので、きちんと確認しましょう。

学校の場合は、それぞれの学校で決まりが異なります。一般的には「欠席」扱いにはならず、忌引きで休んだ日数は「出席しなければならない日数」から引かれます。

忌引きになるのは何親等まで?

「忌引き」になるのは誰が亡くなった場合でしょうか。一般的には三親等までと言われます。子供の場合は、次の親族が三親等以内にあたります。

  • 父母
  • 兄弟姉妹
  • 祖父母
  • おじ・おば
  • 曾祖父母

日数は?

忌引きの日数は亡くなった方との関係によって決まります。自分に近い親族ほど日数は長くなります。一般的な忌引きの日数は以下のようになります。

亡くなった人期間
父・母7日
祖父母3日
兄弟姉妹3日
おじ・おば1日
曾祖父母1日

例えば、祖父母(おじいちゃん・おばあちゃん)が亡くなった時の忌引き日数は3日が一般的です。ただし、学校によって違いますので確認しましょう。

また、遠方の場合は往復の日数も含めてもらえる場合が多いですが、こちらも学校によって違いますので先生に相談してみましょう。

土日は含まれる?

忌引き日数には、一般的に土曜・日曜・祝日も含まれますので注意が必要です。

例えば祖父母が亡くなった日が金曜日だとすると、忌引き日数は3日なので忌引きで休めるのは日曜日までということになります。

学校はいつから?

学校や幼稚園などの忌引き日数については管理規則で定められていて、それぞれの学校で違いますので担任の先生に相談してみましょう。学校によってはホームページに書かれている場合もありますので、参考にしてください。

幼稚園の場合

父母で7日間以内、祖父母と兄弟姉妹で3日間以内が一般的です。休む時は担任の先生に連絡しましょう。

小学校の場合

小学校も父母で7日間以内、祖父母と兄弟姉妹で3日間以内が一般的です。ただし「死亡した日から数えて〇日」や「遠隔地の場合は往復日数を加算することができる」などの詳しい決まりがある場合があります。

中学・高校の場合

中学・高校の場合は、父母で7日か5日以内、兄弟姉妹・祖父母で3日・曾祖父母で1日という場合が多いです。

大学の場合

大学の場合は対応がまちまちです。日数について大きな差はありませんが、忌引きを認めるかどうかや、欠席した場合の対応については、各教員にゆだねるという場合が多くなっています。

大学はホームページが充実していますので、そちらを見れば確認できるでしょう。

まとめ

忌引きは親族が亡くなった際に喪に服す期間として、会社や学校を休むことです。

期間は一般的に配偶者なら10日、親で7日、兄弟姉妹・祖父母で3日、それより遠くなる場合は1日になります。ただし、会社や学校ごとに違いますので確認してください。

学校への連絡の仕方についてはこちら。

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