梨の保存方法と食べごろは?品種の特徴は?
8月上旬から9月にかけて旬の「梨」の保存方法や、食べごろの目安と種類についてまとめました。
梨の保存方法は?
梨は割と傷みが早い果物です。
温度が高いとよくないので、冷蔵保存しましょう。
乾燥を防ぐとよいので、紙でくるんだりラップをしたりして野菜室に入れるのがおすすめです。
食べごろは?
緑色の梨は少し黄色っぽくなれば甘味が出たころです。
豊水などの茶色い梨は赤みを帯びてきた頃が食べごろです。
ただ、鮮度が命ですので、食べごろはあまり気にせず早めに食べるのがよいでしょう。
美味しく食べられる賞味期限は4~5日、長くても1週間です。
品種の特徴は?
梨にはたくさん品種があります。
収穫時期が早い順から、主なものは以下になります。
幸水【こうすい】8月上旬~下旬収穫
楕円形でやわらかくて果汁も多く甘みも多い。
最も一般的な梨の種類。
豊水【ほうすい】8月下旬~9月中旬収穫
やわらかく、甘みと酸味のバランスがよい。
果汁も多く、味は濃厚。
大きなものほど味がよい品種。
二十世紀 8月~収穫
青梨の代表品種。
実は黄緑色で、甘味と酸味のバランスがいい品種。
梨の中では一番果汁が多くみずみずしい梨。
あきづき 9月上旬~中旬収穫
新高と豊水をかけあわせたものに、幸水を掛けあわせた品種で、3つの良い所を持っており、近年人気の品種。
甘みがあり、果汁も多く酸味は少ない。
かおり 9月上旬~下旬収穫
緑色の大きな梨。
酸味はなく、さわやかな甘さが特徴。
新高【にいたか】9月中旬~10月上旬収穫
果実が大きく、香りが高い品種。
酸味は少なく、風味豊かです。
実がしっかりしているので日持ちがします。
新興【しんこう】10月上旬~中旬収穫
やわらかくて甘みと酸味のバランスがよい品種で、二十世紀に近い味。
新高よりも日持ちがします。
甘いのは?
一番甘いのはやはり「幸水」です。
収穫も早く、最も一般的に多く出回っている梨です。
香りも高く、果汁も多いので一番梨らしい味と言えるでしょう。
まとめ
秋の味覚の梨ですが、種類がたくさんあってそれぞれに味わいがあります。
いろいろな品種が時期ごとに出回っていますので、見かけたら食べ比べてみても楽しいのではと思います。