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市販のエアコンクリーナーの効果は?きれいになる?使い方の注意点は?

hanamaru
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シーズン前、エアコン掃除をする方は多いと思います。
ホームセンターなどでは、スプレータイプのエアコンクリーナーを見かけますね。
エアコン内部に吹きかけて掃除するグッズです。

でも、本当にきれいになるの?どんな仕組みなの?使って大丈夫?など、ちょっと疑問に思う事もあります。
エアコンクリーニングスプレーの効果や、使い方で気をつけることをまとめました。

エアコンクリーナーの効果は?

市販のエアコンクリーナーの使用方法は、エアコンの蓋を開けてフィルターを外し、ギザギザの鉄の部分に吹きかけて内部を掃除するというタイプがほとんどです。

蓋を開けて見える金属部分は「冷却フィン」といって、いわゆる熱交換器です。
ここをきれいにすれば、エアコンの効きはよくなると言えます。

ただ、逆に言うと市販のエアコンクリーナーはフィンをきれいにすることしかできません。

フィンの内部のほこりを流しているだけなので、エアコンの中心部までは掃除することはできません

使い方の注意点

エアコンクリーナーを使う時の注意点は、スプレーで流したほこりが詰まらないようにすることです。

室外機を見ると、ホースが出ているのが分かると思います。
エアコンクリーナーを使うと、そこから汚れた水が出てくるわけですが、その時にホースやエアコン内部に、ほこりが詰まって水が流れなくなることがあるので注意が必要です。

ほこりが詰まったままだと、その後エアコンを使った時に水漏れなどの故障の原因になります。

スプレー掃除をしたら、室外機のホースから水がきちんと流れているか確認しましょう。

ジョウロなどで水を流して、中のほこりをよく流すのもよいでしょう。

ただ、自分でエアコンクリーナーで掃除をすることは、故障の原因にもなりますので、掃除のプロなどはあまりおすすめしていません。

フィン部分しかきれいにできず、ほこり詰まりで故障のリスクがあると思うと、そうまでして使う必要もないのかなと思います。

また、吹き出し口の掃除などは自分では難しいので、毎年や毎シーズンは難しくても、2年に1度くらいは分解して掃除してくれるクリーニング業者などにお願いしたほうが安心です。

まとめ

市販のエアコンクリーナーはフィンのほこりを落とすだけで、内部までは掃除できません。

逆に、ほこりが詰まって故障の原因にもなるので、使う時は注意が必要です。
使用後に、室外機のホースからきちんと水が流れているか確認しましょう。

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