暮らしの知識

初節句のお祝いは渡す?時期と範囲は?喪中の時は?

家族や親類、友人知人のお子さんの初節句のお祝い、どうしますか?

初節句の祝いの席に呼ばれた場合は?呼ばれていない時は?
また、自分の子供になにもしてもらっていなくても渡すもの?
金額は?喪中の時はどうしたらいいの?

初節句のお祝いの疑問についてまとめます。

初節句のお祝いは渡す?

子供が生まれて初めて迎える節句を「初節句」といいます。
女の子は3月3日の桃の節句、男の子は5月5日の端午の節句ですね。

初節句の祝い方は地域や家庭で様々ですが、一般的には女の子の場合は雛人形を揃えたり、男の子は鯉のぼりや五月人形を揃え、みんなでお祝いをします。

いつ渡す?時期は?

初節句のお祝いを渡す時期は、雛人形や五月人形として渡すなら1ヵ月以上前に贈ります。
一般的に人形などを贈るのは子供の祖父母です。

それ以外の親類や友人知人の場合は、初節句の1ヵ月前~節句当日までに贈りましょう。
祝いの席に招かれているなら、その時に渡します。

お祝い金などを贈って祝うのは初節句の時だけです、翌年からの節句には贈る必要はありません。

祝う範囲は?

初節句のお祝いをする範囲は、地域などによって違います。
結婚式に呼ぶくらいの親族を呼んで盛大にやるところもあれば、家族だけでこじんまりと祝う場合もあるでしょう。

一般的に、初節句のお祝いを渡した方がいい相手は以下になります。

■自分の兄妹の子供【甥・姪】
■パートナーの兄妹の子供【甥・姪】
■自分の両親の兄妹の子供【いとこ】
■パートナーの両親の兄妹の子供【いとこ】
■自分の子供の初節句などでお祝いをいただいた相手の子供
●親しい友人・お世話になっている知人の子供

基本的には、親戚にはお祝いを渡す場合が多いです。
「パートナーの両親の兄弟の子供【いとこ】」については少し遠いので、渡さない場合もあります。

親族ではなくても、自分の子供の出産祝いや初節句の時にお祝いをいただいた相手には、渡した方が無難でしょう。

お祝いをいただく側は、お礼として内祝いを返すのが一般的ですので、あまり親しくない想定外の相手からお祝いを貰うと、お返しが足りないなどとなって手間をかける事もあります。

甥っ子、姪っ子や親族の子供の初節句にお祝いを渡した方がいいのか悩んだ時は、両親に相談するとよいでしょう。

友人・知人に関しては、「渡さなければいけない」というものではありません。
祝いたいと思えば贈ればよいですし、それほどの仲でないならもちろん必要ないでしょう。
交流の深さなどで自分で判断してもよい相手です。

その場合は、お金や高価なものは相手の負担になりますので、お返しを気にしなくてもよい程度の品物がおすすめです。

祝いの席に呼ばれたら?

親類や友人知人などの初節句の祝いの席に呼ばれることもあるでしょう。
その時にお祝いは持って行った方がよいでしょうか?

基本的には、初節句を迎えたお宅では「内祝い」を用意している場合が多いです。
内祝いとは本来は「身内の幸せのお裾分け」といった意味合いのものですが、現在では「いただいたお祝いのお返し」という意味が強くなっています。

祝いの席に招かれて出席すれば、自動的に内祝いをいただくことになりますので、お祝いは持参した方がよいでしょう。

相場は友人なら3,000円~5,000円、親族なら5,000円~1万円のお祝い金と、お祝いの品物を贈るのが一般的です。
親しい間柄なら、品物だけでもよいでしょう。

お祝い金の金額も地域などによって違いがあるので、両親などに確認してください。

お祝いをもらっていない場合は?

自分の甥(兄弟姉妹の息子)や姪(兄弟姉妹の娘)の初節句なら、兄妹仲がよければ自分の子供の初節句などにお祝いをもらっていないとしても、そんなことは気にせず祝ってあげたいと思うかもしれませんし、祝う事に問題はないでしょう。

ただ、自分の子供の時には何もしてもらっていないのに、義理の甥・姪の初節句で義理の両親が張り切って祝いの席を設けたりする、なんてことがあったりします。

親戚や友人などの付き合いでも、そういったことはあるかもしれません。

そんな席に呼ばれても、お祝いをする気にならないのも分かります。
自分はお祝いを貰っていないのに、相手の時だけあげるのは損をするような気持ちになりますよね。

ただ、基本的にはお付き合いは損得ですることではないので、祝いの席に呼ばれたり初節句だと聞かされたら最低限のお祝いは渡した方が無難です。

洋服やおもちゃなどちょっとした品物でもよいので、用意するとよいでしょう。
どうしても納得がいかない場合は、理由をつけて出席しないということでもいいです。

もし後日、お祝いを渡していないのに内祝いを貰ったとしても、基本的には内祝いへのお返しは必要ないので、気にすることはありません。

それでも気になる場合は、女の子なら5月のこどもの日に「なにか買ってあげてください」などとお金を渡すか、男の子なら誕生日にプレゼントを渡したりしてもよいでしょう。

お盆玉やクリスマスプレゼント、お年玉などで挽回するというのも一つの手です。

親族同士の付き合いは面倒なことも多いですので、後で悔やむよりはその時やれることをやっておいた方がよいかと思います。

喪中の時初節句のお祝いは渡す?

基本的に、喪中は喪に服する期間ですので、その時期にお祝い事をするのは避けるものです。
自分の家が喪中の場合と、贈る相手が喪中の時の対応についてまとめます。

自分が喪中の時は?

自分の身内が亡くなって喪中の場合は、基本的には喪が明けてから、もしくは四十九日が過ぎてから内祝いをしましょう

お祝いをいただいていた場合は、

「いつもお気遣いありがとう。喪中のためお礼が遅くなりごめんなさい。」
「喪中であったため、お礼が遅くなり失礼いたしました。」

など、一言添えて贈るとよいでしょう。

ただ、最近ではあまり気にしない方も増えています。
どうするかは家族と相談するのがよいでしょう。

のしの表書きは?

通常、内祝いの「のし」の表書きは「内祝い」などです。
ただ、喪中の時期に「祝い」という言葉を使うのが気になる場合は「御礼」とすればよいです。

相手が喪中の時は?

喪中のお宅からお祝いをいただくこともあるでしょう。
また、お祝いをいただいていなくても、初節句の内祝いを親族等に一斉に配ることもあるかと思います。

お祝いをいただいたお礼としてならば、喪中のお宅に内祝いを渡すことも問題はありませんが、この場合もできれば四十九日が過ぎてから贈るようにしましょう。
四十九日まではなにかと慌ただしいものですし、お祝い事を喜ぶ余裕もない場合もあるでしょう。

ただ、一般的に親戚などには同時期に渡す場合が多いので、「お祝いを渡したのに自分だけ内祝いをもらっていない」と思われる場合もあるかもしれません。

その場合は親と相談し、四十九日が過ぎていなくとも渡すなどしてもよいでしょう。
その場合は、上にも書いたように表書きは「御礼」としたほうがよいでしょう。

まとめ

初節句の祝い方は、地域や家庭でかなり差があるものです。
悩んだ時は両親など身近な大人に相談するのがよいでしょう。