お通夜に行く時の服装は?ブラックフォーマルは着る?気をつける事は?
通夜に参列するときの服装についてまとめました。
お通夜に行くときの服装は?
遺族や近親者ではない場合の通夜に参列する時の服装は、一般的には「地味な服装でよい」といわれます。
喪服を着ていくのは、あらかじめ準備していたようにとられるため、失礼にあたるという理由です。
女性なら喪服ではなく、地味なワンピースやスーツ。
男性も喪服ではなく、黒っぽいスーツに黒のネクタイです。
ただし、最近では通夜でも喪服を着る方が多いので注意が必要です。
ブラックフォーマルは着る?
通夜に喪服は失礼だといわれているし、ブラックフォーマルを着て行ったら浮いてしまうかもしれないと、地味なワンピースやスーツで行ったとしましょう。
かなりの確実で浮きます。
実は「通夜に喪服は着ない」というのはマナーとしてそういわれるだけで、実際は「通夜に参列する時もブラックフォーマル着用」の方がほとんどです。
以前、通夜に参列したことがありますが、8~9割方ブラックフォーマルでした。
よく言われる「地味な平服」で参列したら、逆に浮いてしまうでしょう。
通夜に適した喪服ではない地味な服装を用意するほうが実は難しかったりしますので、ブラックフォーマルを着用する方が増えていったのかもしれません。
通夜の喪服で気をつける事は?
通夜のブラックフォーマルの着こなしは、葬儀や告別式とは少し違います。
一番違う点は、ストッキングは肌色にするということです。
葬儀や告別式とは違い、通夜のブラックフォーマルは「完璧にしない」ことがポイントです。
喪服というと全身真っ黒にするイメージですが、通夜の時はストッキングは黒にしない方がよいでしょう。
ストッキングまで黒にするのは、葬儀・告別式の喪服の時です。
上下で分かれているブラックフォーマルなら、上は白いブラウスにするなど少し抜けを作るのもよいでしょう。
ただ、無理に崩そうとすると逆に浮いてしまう場合もありますので、無難にブラックフォーマルのセットを着用するほうが個人的にはおすすめです。
最近では、ほとんどの方が葬儀や告別式などと同じ喪服で通夜に参列していると思ってよいでしょう。
仕事帰りでは?
急な事で、やむを得ず仕事帰りにそのまま通夜に行くということもあるでしょう。
そういった場合は喪服でなくとも構いません。
男性ならよほどド派手なスーツではない限り、ネクタイを黒にするだけでよいでしょう。
100円ショップなどでも買えますし、カバンやオフィスの引き出しなどに常備しておくと、いざという時に慌てなくてすみます。
女性の場合も、地味な服装ならば喪服でなくともよいです。
派手な色や光沢のあるもの、キラキラしたものは外しましょう。
パール以外のアクセサリーや、ラメ入りのもの・金などの金具があるもの、エナメルのパンプスなどもふさわしくありません。
ネイルも派手なものなら落とした方が無難です。
化粧も控えめにしましょう。
家を出る時に既に分かっているなら、黒やグレーなどの地味なスーツを着ていくのがいいですね。
まとめ
通夜に参列するときの服装は、葬儀などと同じようにブラックフォーマル着用が一般的になっています。
ただし、全身真っ黒にせず、ストッキングは肌色がよいでしょう。
仕事帰りでやむを得ない場合は、地味な服装で参列すればよいです。