正月三が日とは?いつまで?意味は?やってはいけない事って?
お正月の三が日について。
意味や期間、やらないほうがいい事などをまとめました。
正月の三が日っていつ?
正月の三が日とは、その名の通り
元旦(1月1日)・1月2日・1月3日の3日間のことをいいます。
一般的には、この三が日は国民の祝日と同じ扱いの休日になります。
ですので、企業などはこの期間はお休みです。
ただし、販売業や接客業など、お正月だからこそ忙しいという職種もありますので、お休みにならないところも多いです。
三が日の意味は?
三が日は新年を祝う期間としてあるものです。
なぜ3日間なのか明確な理由はありませんが、3日に「元始祭(げんしさい)」という宮中祭祀が行われます。
元始祭は天皇が皇位の始まりを祝う儀式で、昔は祝日とされていました。
そのことから3日まで休日になったのではないかと思われます。
三が日の間は、初詣に行ったり書き初めをしたりして新年を祝います。
三が日にやってはいけない事って?
三が日には「やらないほうがいい」といわれるタブーがあります。
「迷信でしょ!」と言われればそうともいえますが、知っておくと役に立つかもしれません。
タブーって?
正月三が日にしてはいけないことは、以下の様なものがあります。
・掃除をしてはいけない
・水を流してはいけない
・火を使ってはいけない
・刃物を使ってはいけない
・お金を使わない方がいい
これだけ見ると「なんてことだ!」と思いますね。
お正月には神様がやってくると考えられていますので、上の3つは神様に失礼にあたるという理由からきています。
掃除も水も、神様を「掃いて追い出す」とか「流してしまう」という意味があります。
火は、かまどの神様を騒がせないため、火を使った料理はしてはいけないといわれます。
刃物は縁を切るなどという意味もあり、よくないといわれます。
また、三が日にお金を使うとその年は散財する年になるといわれることから、大きなお金は使わない方がよいとされます。
お賽銭は使っても大丈夫です。
年末に大掃除をしたり、おせちを作るというのも、三が日に掃除や料理をしてはいけないといういわれから来ている面もあります。
いけないことをしてしまったら?
いくらタブーとはいっても、3日間も水や火を使わないというのは難しいですね。
水を流してはいけないならお風呂も入れませんし、最近ではトイレも水が流れますので使えない事になってしまいます。
大金が使えないなら初売りも行けません。
いけないことをしてしまったからといって罰があたったりするわけではないので、家事を休むよい機会だと思ってみましょう。
神様が来ているからということは心に留めて感謝をしつつ、ゆったりと新年を祝う時期として、神経質にならずに過ごせばよいのではないかと思います。
まとめ
正月三が日は1月1日~3日まで。
三が日のタブーは「掃除・水・火・刃物・お金」です。