年賀状の書き方|義理の両親・親戚へは?好かれるコメントと例文
義理の両親や親戚におすすめの、好印象コメントの文例をまとめました。
目上の方への基本的な年賀状マナーも一緒に、悩んだ時の参考にどうぞ。
義理の両親・親戚への年賀状の書き方
年賀状に書く内容の基本的なものは
■昨年お世話になった感謝の言葉・相手を気遣う言葉
■今年もよろしくお願いしますの言葉・ご多幸を願う言葉
■年号
になります。
義理の両親や親戚宛てに書く場合は、目上の方に書く時の注意点を守ればよいでしょう。
目上の方への年賀状で気をつける点は、
漢字2文字の「お祝いの言葉」は使わないことです。
「お祝いの言葉」というのは、難しくいうと「賀詞」といい、年賀状の一番はじめに書く「あけましておめでとうございます」や「謹賀新年」などのことです。
では、漢字2文字のお祝いの言葉を使わないというのを具体的にいうと「賀正」「賀春」「迎春」などは使わないということです。
漢字2文字の賀詞は一般的には目下の相手に使うものとされていますので、義理の両親にもふさわしくないでしょう。
目上の方にふさわしい賀詞は「明けましておめでとうございます」「新年おめでとうございます」「謹賀新年」などです。
年号は元旦に着くように出せるなら「令和〇年 元旦」や「令和〇年 一月一日」と書きましょう。
元旦に着かない、または着くかどうか不安な場合は「令和〇年 正月」や「令和〇年 一月」と書きましょう。
また、「去年」は年賀状にはふさわしくありませんので、「昨年」や「旧年」を使うようにしましょう。
好かれる年賀状コメントは?
相手との親密さ度合いよっても内容は違ってくると思いますが、やはり手書きでコメントを書くのがよいですね。
特に、昨年お世話になったことや日々の感謝の気持ちなどを具体的に書くとよいでしょう。
お子さんがいる場合は、義理の両親宛てなら、お子さんに絵や一言を書いて貰ったりすると喜ばれますね。
例文は?
義理の両親や親戚におすすめの年賀状例文をまとめます。
定型文を印刷して、手書きで一言コメントを書くという場合も多いでしょう。
その場合は、赤い部分が手書きをした方がいいかなというコメントにあたりますので、参考にしてください。
義理の両親への年賀状例文
明けましておめでとうございます
昨年は大変お世話になりました。
運動会ではお弁当を作っていただき、子供たちもとても喜んでいました。
おとうさんもたくさん写真を撮ってくださり、ありがとうございました。
お体を大切に、またお会いできるのを楽しみにしています。
今年もよろしくお願いいたします。
令和〇年 元旦
あけましておめでとうございます
昨年はいろいろとお世話になりありがとうございました。
おかげさまで私達は家族揃って新年を迎えることができました。
今年は〇日にお会いできるのを楽しみにしています。
お世話になりますが、よろしくお願いいたします。
今年も皆様にとって良い年になりますよう、お祈り申し上げます。
令和〇年 元旦
謹賀新年
ご家族の皆様は、いかがお過ごしでしょうか。
私達は賑やかに新年を迎えることができました。
昨年もたくさん野菜を送っていただき、いつもおいしくいただいています。
いつもお気遣いくださり感謝しております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
令和〇年 元旦
親戚への年賀状例文
あけましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になりました。
ご無沙汰しておりますが、お変わりありませんか?
〇〇ちゃんも今年は中学生ですね。
笑顔あふれる日々を過ごせますよう願っています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様のご健康とご多幸をお祈りしております。
令和〇年 一月一日
あけましておめでとうございます
ご無沙汰しておりますが、お元気でお過ごしでしょうか?
こちらは皆変わりなく過ごしております。
今年は帰省の予定がありますので、お会いできるのを楽しみにしています。
皆様にとって良い年になりますよう、祈念致します。
令和〇年 元旦
謹賀新年
ご家族の皆様は、いかがお過ごしでしょうか。
旧年中はなかなかお会いする機会がなく残念でしたが、〇〇くんは大きくなられたでしょうね。
今年はお会いできるのを楽しみにしています。
新しい年がすばらしい年でありますよう 心からお祈り申し上げます
令和〇年 元旦
まとめ
例文をそのまま使って頂いても構いませんが、相手の家族構成などによって内容は多少変えてくださいね。
賀詞と言葉遣いに気をつけつつ、自分なりの言葉で相手の事を思ってコメントを書けば、貰った方も嬉しいと思います。
新年のご挨拶ですので、元旦に着くように12月25日までには出すようにしましょう。