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9月24日~30日は「結核予防週間」です。
「結核」とはどんな病気なのか。
症状や治療法について簡単にまとめました。
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結核って?
結核とは「結核菌」というものがあり、その菌が主に肺に炎症をおこす病気です。
感染の仕方は?
結核にかかっている人の、結核菌の混ざった咳やくしゃみなどを吸い込むことで感染します。
空気中に飛び散ったものから感染するため、周りにいるだけで感染する場合があるものです。
ただし、吸い込んだからといって全ての人が感染するわけではありません。
また、感染したとしても必ず「発病」するとも限りません。
感染してから数十年たってから発病する場合もあります。
感染と発病とは?
感染とは
結核菌が体の中にあるが、症状がないこと。菌を排出していないので、他人にうつすことはない。
結核菌が体の中にあるが、症状がないこと。菌を排出していないので、他人にうつすことはない。
発病とは
感染し、症状が出ている状態。初期の段階では排菌せず周りにうつすことはない。
感染し、症状が出ている状態。初期の段階では排菌せず周りにうつすことはない。
結核の症状って?
発病すると、まずは咳、たん、発熱など風邪に似た症状が出ます。
こんな症状があったら結核を疑いましょう。
■咳やたんが2週間以上続く
■体がだるい
■微熱が続く
■寝ている時に大量の汗をかく
■急に体重が減る
■体がだるい
■微熱が続く
■寝ている時に大量の汗をかく
■急に体重が減る
一番の特徴は咳やたんが続く事です。
風邪とよく似ているため見過ごされやすいのですが、咳などが続くようなら病院できちんと看てもらうことが重要です。
結核の治療って?
昔は不治の病と恐れられた結核ですが、現在は薬で治すことができます。
結核と診断されたら、6カ月間毎日薬を飲み続けることで治すことができます。
途中で薬を飲むのをやめてしまうと、治らないどころか菌がさらに強力になってしまいます。
薬が効かない「多剤耐性菌」という言葉を聞いたことがあるのではないかと思います。
菌が薬に抵抗力をつけてしまい、薬が効かなくなってしまうのです。
こういったことを防ぐために、患者が薬を飲むことを目の前で確認する方法が取り入れられています。
まとめ
結核は空気感染する感染症として、世界では死亡率も高いものです。
薬をきちんと飲めば治る病気ですが、風邪と似ているため感染に気づきにくいことが特徴です。
咳が続くようなら、きちんと病院にかかることが大事ですね。
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