備蓄品は何が必要?リストと量は?女性・赤ちゃんはどうする?
災害に備えて自宅に備蓄しておくとしたら、どんなものをどれくらい置いておけばよいのでしょう。
備蓄品は何が必要?
家に備蓄しておく量の目安としては、「約72時間=3日分の必要なもの」というのが一般的です。
これは、ライフラインが復旧するまでや、救援物資が届くまで、または救出されるまでの平均的な期間とされます。
ただし、地域や地形などによって3日では届かない場合もありますので、自分の住んでいるところがどうなのか確認して備蓄品の量を決めましょう。
備蓄品のリストと量は?
一般的に備蓄法でおすすめなのは「日常備蓄」です。
日常的に使うものを少し多めに備えて、食べたり使ったりしながら同時に備えることです。
普段から食べているものなので、非常時でもストレスなく頂けますし、ストックが古くなる心配もありません。
以下は「4人家族の3日分の備蓄品の目安」です。
■水 2リットル12本(2箱)
■簡易トイレ 30回分
■トイレットペーパー 1パック
■ティッシュペーパー 1パック
■ウェットティッシュ 100枚入りくらいを1個
■ビニール袋・ゴミ袋 1袋
食料は4人×3食×3日分=36食分
■レトルトご飯
■缶詰
■レトルトパック
■即席麺など
■カロリーメイトなど
■サプリメント
■野菜ジュース
■飴・チョコなどお菓子類
などを好みに合わせて準備
水や日用品は多めに買うこともありますよね。
終わりそうになったら早めに買って、常にストックがあるようにしておくと、もしもの時の備えになります。
大人は食べ物が足りなければ一日2食などでも数日なら我慢できるでしょう。
子どもやお年寄りがいる場合は、そういうわけにもいかないと思いますので、そちらを中心に食べられる物を蓄えておくとよいでしょう。
女性や赤ちゃんの備蓄品は?
女性というとやはり生理用品などですね。
■生理用品 昼用・夜用各1パック
■粉ミルク 2箱
■ミルク用の水
■離乳食 多めに
■おしりふき 1パック
■おむつ 1パック
ミルクやおむつも安い時に買いだめしたりすると思いますので、家に多めのある場合が多いと思いますが、「日常備蓄」ということを頭に入れておくとよいと思います。
まとめ
非常食というと「カンパン」などを思い浮かべて、特別な物を用意しないとならないと思いがちですが、日常備蓄なら少しの心がけでできるのではないかと思います。
常に循環させているので、賞味期限切れということもなく食品が無駄にならないですね。