敬老の日は祝うもの?おめでとうと言うのはなぜ?おすすめのコメントは?
「敬老の日を祝う」といいますよね。
でも、誕生日でもないのに、おめでとうと言うのは違和感があります。
敬老の日は祝うものなのでしょうか?
疑問に思った事をまとめました。
敬老の日を祝うのはなぜ?
「敬老の日おめでとう!」や「祝!敬老」などといわれますが、どうしておめでたいのだろうと思いませんか?
敬老の日の意味などから調べてみたいと思います。
敬老の日の意味
敬老の日は「祝日」です。
そもそも祝日とはどういうものか調べました。
「内閣府HP」ではこう記されています。
国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)
第1条
自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞって祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。
国民こぞって祝う日という意味もあるんですね・・・。
「こぞって祝い」なんて表現をされているのは初めて知りました。
敬老の日も国民の祝日です。
敬老の日については
敬老の日 9月の第3月曜日 多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。(引用:「内閣府HP」)
長寿を祝う日とされているため、「おめでとう!」というのですね。
「元気で長生きできてよかった!おめでとう!」というニュアンスでしょうか。
でも、それなら誕生日でいいのではないか・・・と思ってしまいます。
やはり個人的には「おめでとう」と言うのは違和感があるように思います。
敬老の日について詳しくはこちらもどうぞ。
おめでとうと言われて嬉しいのか
では、祝われるお年寄りの方は「おめでとう」と言われて嬉しいのでしょうか?
一般的に、地域の敬老会などに招待される年代は65歳以上の場合が多いです。
お孫さんがいらっしゃれば、もっと若いうちからおじいちゃんおばあちゃんとして「敬老の日」を祝ってもらうこともあるかもしれません。
歳がお若いほど「おめでとう」と言われても(なんだかな・・・)と思う割合が高いようです。
確かに、60代や70代はまたまだお若いので、その年齢で長寿だと祝ってもらうのは違和感があるでしょう。
逆に、80代~90代になると、それほど違和感なく受け入れられているようです。
確かに90歳以上などの方なら、「長寿を祝う」ということも共感できます。
感謝の言葉を伝える
そうは言っても、やはり「祝!敬老」などというのは違和感があります。
同じ祝日でも「祝!成人」なら、成人になったことを祝う意味ですので、違和感はありません。
しかし「敬老」という言葉の意味は「老人を敬って大切にすること。」などです。
それを「祝う」と言うのはちょっと違う気がしますよね。
個人的には、「おめでとう」と言うのもよいですが、「長生きしてくれて嬉しいです」や「これからも元気でいてね」など、感謝の気持ちを表す方がしっくり来る気がします。
おすすめのコメント
敬老の日❤いつもありがとう!長生きしてね
敬老の日 これからも元気でいてください
敬老の日 長寿を祝う
敬老の日に感謝をこめて 祝!長寿
敬老を祝うというのではなく、「敬老の日を共に過ごせることを祝う」という意味合いの方が素敵かなと思いました。
祝うなら「長寿」と言われて違和感がない年齢からがよいのではないかと思います。
若いおじいちゃんおばあちゃんには、「これからも元気でいてね」「長生きしてね」などのほうがおすすめでしょう。
まとめ
「おめでとう」でも「ありがとう」でもどっちでもいいではないか・・・といえばそうなのですが(笑)
敬老の日だけでなく、お年寄りを敬う気持ちはいつも大切に持っていたいですね。