熱中症になったらどんな症状が出るのでしょう?
予防するにはどうしたらいいか。
おすすめグッズもまとめました。
熱中症とは?
気温が高い状態で体内の熱が発散されず、体にどんどん熱がこもってしまうことにより起こる体の不調症状の総称です。
熱中症になる原因は?
熱中症になる原因と起こる症状を順番に並べると
1.疲れ・睡眠不足・激しい運動・二日酔い
2.脱水になる・下痢などの腸内環境悪化
3.体温調節機能が働かなくなる・体に熱がこもる
4.自律神経が乱れ体の不調に現れる
暑かったり湿度が高いなどの環境によって、体の調節機能が乱れることが原因のようです。
自律神経が乱れることから、様々な症状が出てきます。
自律神経とは
自律神経は、循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するために、24時間働き続けている神経です。体の活動時や昼間に活発になる交感神経と、安静時や夜に活発になる副交感神経があります。その2つのバランスをそこなうのが「自律神経の乱れ」です。不規則な生活やストレスによって自律神経の働きが乱れると、体の器官にさまざまな不調が現われます。(引用:「タケダ健康サイト」)
症状はどんなものがある?
症状は様々です。
多いのは頭痛・めまい・吐き気などです。
症状が軽い順に並べます。
- 軽度 めまい・立ちくらみ・手足がつる など
水分補給や体を冷やすなどして対処できる症状 - 中度 頭痛・吐き気・だるさ・大量に汗をかく、または汗をかかない・体温が高い など
- 重度 意識がない・まっすぐ歩けない・水分補給ができない など
救急車を呼びましょう!
当たり前ですが、意識がなくなっているようなら、すぐに救急車を呼びましょう。
熱中症予防は?
テレビやいろいろなところで紹介されているので、基本的なことは誰でも知っているのではと思いますが、一応まとめます。
・こまめな水分補給と休憩
・適度な塩分補給
・帽子をかぶるなど日差しを避ける工夫
・過度な肌の露出は控える
(ランニングより半袖がよい・肌が直射日光を浴びる部分は減らした方がよい)
暑い時には外に出ないのが一番なのですが、そういうわけにもいかないですよね。
運動するなら水分補給はスポーツドリンクがよいですが、飲み過ぎもよくありません。
普段の水分補給なら、お茶や水などを飲み、時々塩飴などで塩分補給をするのがおすすめです。
「熱さまシート」などを貼ったりする方もいますが、それは予防というより、なってしまった後の対処方です。
熱中症でもないのに、強くずっと体を冷やしているのは逆に自律神経が乱れたりしやすいので、使うとしたら休憩時間などに短時間貼る方がよいでしょう。
特に小さいお子さんの場合は、いろいろ対策をしてもなってしまうことがあるので、基本的には適度に休憩をとって無理をしないというのが一番です。
基本的には、適度な水分補給と、体に熱がこもらないようにすることが大事です。
熱中症にならない体を作るには?
普段から出来る体作りがあります。
・暑さに慣れる
軽い運動を一週間くらい続けて、暑さに慣らす。
一日短時間でいいので、外に出て汗を出すようにすると自律神経も整うのでよい。
半身浴をして、汗を出す練習をするのもおすすめ。
暑い場所に行く予定がある場合は、その前に実行するとよいでしょう。
・胃腸の調子を整える
胃腸の活動は自律神経と関わってくるので、乳酸菌などを意識して摂るようにしてみましょう。
・バランスのとれた食事と十分な睡眠時間
当たり前なことですが、疲れていたりすると熱中症になりやすくなります。
普段から規則正しい生活を心がけましょう。
二日酔いなどはもってのほかです。
まとめ
私も恐らく熱中症だったのだろうという症状になったことがあります。
とても暑い日に屋外でバーベキューをしていた時です。
日陰でしたが風がなくとても蒸し暑かった上に、仕切り役でしたので、火の傍にいたりあちこち動き回っていました。
しばらくは元気だったのですが、急に血の気が引くような感じがして吐き気がし、ふらふらしてきました。
これはやばい!っと思い、水分をとってしばらく安静にしていたらとりあえずよくなりました。
症状はそれぞれ違いますが、無理をしないということが大事ですね。