子供の浴衣はどう選ぶ?着付けが簡単なのはなに?
子供に浴衣を着せたいけれどどんなのがいいんだろう、着付けどうしよう・・・などと思ったりしませんか?
最近の浴衣はどうなのでしょう。
子供におすすめの浴衣についてまとめました。
子供の浴衣について
浴衣といえば丈が長いものを思い浮かべますが、子供用には「ドレス浴衣」という和洋折衷のミニ丈の浴衣も近年人気があります。
ドレス浴衣はフリルやレースが付いて、裾の長さは膝丈か、もっと短くてふりふりしています。
変身系のアニメキャラの衣装に似ているので、小さい女の子に人気です。
普通の浴衣とドレス浴衣の違いについて
普通の浴衣とドレス浴衣の違いや、メリット・デメリットをまとめます。
普通の浴衣の特徴
■長く着られる
■小物も和で揃えた方が合う
ドレス浴衣の特徴
■一般的な着用年代は小学生くらいまで
■和洋折衷デザインのためサンダルとも合う
普通の浴衣は、中学生くらいまで長く着ようと思えば着ることができます。
日本人らしい奥ゆかさを感じるので、大人っぽいものが好きな子や、浴衣デートの時などはおすすめでしょう。
花火大会など屋外にじっとしている時間が長い時は、虫刺されの心配も減りますので、普通の浴衣の方がよいかもしれません。
ドレス浴衣は、お年寄りなどにとっては多少受け入れがたい面もあるかもしれません。
足がかなり出ているので、少しだらしなく見えてしまう場合もあります。
また、ドレス浴衣は着られる時期が短いのも特徴です。
だいたい小学生くらいまででしょう。
もちろん中学生でも着てはいけないということはありませんが、子供っぽいのであまり着ている子はいないでしょう。
レースが付いていたりと和洋折衷のデザインなので、普通のサンダルとも合うのはいいところです。
着付けが簡単なのは?
大人が浴衣を着る時と違い、子供の浴衣は兵児帯というふわふわな布で結ぶだけというものが主流です。
普通の浴衣も最近ではサイズ調整も必要なく、兵児帯で結ぶだけの簡単着付けのものがありますので、着付けの難しさにさほど違いはないでしょう。
ドレス浴衣は上下が分かれているので洋服の様に着られます。
丈が短いので、トイレの時などは楽ですね。
そういった点では、小さいお子さんにはよいでしょう。
着る時に気をつける事
暑いからといって、浴衣一枚で着るのはやめた方がよいでしょう。
汗を吸ってくれませんのでべたべたしますし、ライトが当たったりすると透けます。
色の薄いものはもちろん、色が濃くても透けるのでインナーは必要です。
普段着ているキャミソールやタンクトップなどでよいですが、普通の浴衣の場合は足のラインが出ないようなスリップを着るか、ペチコートなどを穿いたほうがよいでしょう。
お母さんのものがあれば、それでもいいでしょう。
ドレス浴衣は、下着が見えないようにインナーパンツやスパッツなどを穿きましょう。
パニエという、白いふわふわしたスカートを穿くとボリュームが出てかわいくなります。
まとめ
着付けのしやすさは差がないと言ってよいでしょう。
長く着るとしたら普通の浴衣の方がおすすめですが、最終的には子供が着たいというものになってしまうかもしれませんね。