病気

新型コロナウイルス肺炎|感染力や潜伏期間と症状とは

2019年12月に中国の武漢から発生した原因不明の肺炎。
2020年1月現在で中国での感染者は日に日に増加し、世界各地でも感染が確認されています。
日を追うごとに死亡者数も増え、さらなる感染拡大が懸念されています。

そこで、新型コロナウイルスの感染力や潜伏期間、症状など今わかっているものをまとめました。

新型コロナウイルスについて

当初、中国で原因不明の肺炎が発生していますとニュースになったときは「人から人への感染はなく、症状も軽い」という内容でした。
それならあまり心配はないかな・・・と思っていましたが、ここ数日で事態は急変しています。

NHKの報道では以下のようになっています。

中国で新型のコロナウイルスの感染が拡大する中、中国の保健当局は、患者が688人増え1975人となったと発表し、死亡した人の数も15人増えて56人になるなど感染拡大が収まらない事態が浮き彫りとなっています。患者は中国本土以外の13の国と地域でも確認され、患者の数は世界中で2000人を超えました。

患者のうち症状の重い人は324人に上っているということです。

また死亡した人は、感染の拡大が最も深刻な武漢を含む湖北省で13人増えて52人になったほか、河北省と黒竜江省に加えて、上海と河南省でも25日、それぞれ1人確認され、中国国内の死者は合わせて56人となりました。

患者は中国本土以外の13の国と地域で44人確認されていて、患者の数は世界中で2019人となり、2000人を超えました。

引用:新型肺炎の患者 世界で2000人超に 中国国内の死者56人

日本でも感染者が4名確認されています。(2020年1月27日現在)

男性は今月22日に来日して家族とともにバスツアーに参加しましたが、翌23日に発熱し、24日には発熱に加えて関節痛が出たため愛知県内の医療機関を受診したところ肺炎の兆候がみられ、入院したということです。
(中略)
国内ではこれまで、武漢に渡航していた神奈川県に住む30代の中国人男性と、武漢に住み観光で東京を訪れた40代の男性と30代の女性が新型のコロナウイルスに感染していることが確認されていて、国内で確認された感染者は4人となりました。
引用:新型肺炎 日本国内で4人目の感染者 武漢から来日しバスツアー

いずれも、中国からの旅行者が日本で発症したもので、現在日本人の感染者はいませんが、もし日本で発症した人から感染した人がいるならば、これから日本人の感染者が増えていく可能性はあります。

中国は1月24日から30日まで「春節」という連休に入り、日本にも多くの人が訪れます。
中国では27日から日本を含む海外への団体旅行を当面中止することになりましたが、時すでに遅しという感は否めません。

国が守ってくれないならば、自分で身を守るしかありません。
そのために病気についての知識を持つことは重要です。

先日のテレビでは「感染力はインフルエンザよりも低い、致死率はインフルエンザよりも少し高い程度」と言っていました。
しかし、ウイルスの変異の可能性もあり、感染力が高くなっている可能性があります。


感染力は

新型コロナウイルスの感染力は1人の感染者から1.4人から2.5人に広がるというのが現時点での数字ですが、実際はもっと多いのではという見方もあります。
感染力が弱くはないと思っていてもいいのではないでしょうか。

潜伏期間は

新型コロナウイルス肺炎については、まだ確実なことはわかりませんが現時点で潜伏期間は最短で1日、平均7~10日、長くて14日程度と言われています。
かなり幅があります。

これまで比較的弱いと言われてきた新型コロナウイルスの感染力が強まっているという。中国当局が26日、明らかにした。症状が軽い人が多く、感染に気づかずに広がっている可能性があるという。
引用:感染力、弱いと言われてきたが…新型ウイルス「変異」か

また、潜伏期間中でも感染力があるという情報もあります。

新型コロナウイルスについて、中国の衛生当局は、症状が出るまでの潜伏期間が最大14日で、その間にも感染する可能性があるとの見方を示した。

中国 国家衛生健康委員会の会見「(新型コロナウイルスは)潜伏期間中も感染する。これがSARSとの大きな違いだ」

衛生当局は26日、新型コロナウイルスの潜伏期間は、およそ10日間で、1日から14日の幅があるとの見方を示した。
引用:新型肺炎「感染力やや強まっている」 潜伏期間中も感染か

症状は

新型コロナウイルスに感染し発症すると主に以下の症状が現れます。

発熱・せき・のどの痛み・筋肉痛・息苦しさ・呼吸困難
重症化すると肺炎など

初期は通常の風邪とほぼ似た症状なので、受診しても風邪と診断されることが多いようです。
その後、なかなか治らなかったり数日して症状が重くなり、再び受診して肺炎などと診断され新型コロナウイルスに発症していると分かるという流れのようです。

初期症状:発熱、せき、のどの痛みなどの風邪に似た症状
1週間後:悪化して入院

また、中には症状がない人や軽い人もおり、下痢などの消化器症状も出ることがあるようなので注意が必要です。

毎日新聞の記事によると、発症者や重症化する場合の特徴は以下になります。

・発症者の7割が40歳超
・高血圧や糖尿病など持病がある人はリスクが高い

武漢で亡くなった医師も62歳で不整脈の持病があったことが確認されています。

やはり厄介なのは、重症化すると肺炎になるということです。
インフルエンザなどはたとえ大流行したとしても、薬を飲んで自宅で療養していれば多くは回復します。

ですが肺炎は入院しなければならないことが多く、症状が回復するまでに時間もかかります。
日本でも感染者が増えれば病院がいっぱいになり、入院できないとなれば十分な治療を受けられない人が増えるという可能性が十分にあります。

致死率は

致死率についてはまだはっきりとしたことはわかりませんが、1月27日現在の情報ではだいたい3%と言われています。
発症して重症化するのは4人に1人。

インフルエンザの致死率が約0.1%なので、比べると高い数字です。

報道では死亡者数ばかりを気にしている風もありますが、中国と日本を比べれば人口が違いますし、中国で死亡者が多くなっているとしても、それがウイルスのせいなのか患者数が多くて満足な治療が受けられなくて死亡したのかという点が現時点ではわかりませんので、自分で情報を収集して判断することも大事になってくると思います。

まとめ

この記事を書いている間にも、世界各地で感染者が増えている状態です。
感染力や潜伏期間についても新しい情報が次々に出ているので、はっきりしないことも多いですが新しい情報がわかり次第更新したいと思います。

こういったことは政府の方々も目にしているはずです。
本来ならば中国からの入国禁止などの措置をとるべきだと個人的には思います。

潜伏期間が長いうえに、初期症状が風邪と似ているということで、その間に周りに移してしまうという可能性が高い厄介なウイルスです。
日本でも蔓延しないとは言い切れません。
後手後手に感じる日本政府の対応ですが、これで大流行した場合どう責任をとるのでしょうか。

参考
・NHKニュースweb「新型肺炎 今回のコロナウイルスの症状は」
止まらない感染拡大、中国では市民生活に影響も。 新型肺炎、今できる対策は?(1月25日時点)

新型コロナウイルス肺炎感染予防の方法は?効果的な除菌って?昨年12月はじめに中国の武漢で発生した新型コロナウイルス。 当初は、感染力が低くあまり心配はないという見方でしたが、人から人への感染が確認され、日本でも感染が広がる恐れも出てきました。 そこで、新型コロナウイルスから身を守る方法をまとめました。...