冠婚葬祭

【中学校の忌引き】何親等まで休める?日数はどれくらい?

hanamaru

親族が亡くなった時、喪に服す期間として学校や会社を休むことができ、それを忌引きといいますね。
中学生の場合の忌引きの範囲や日数についてまとめます。

中学校の忌引きについて

中学校の忌引きの範囲や日数については、学校や地域によって多少の差があります。

学校の忌引きについて全国共通の決まりはなく、主に各地域の教育委員会が学校管理規則などで定めて校長が決定するようにとなっています。

そのため、市町村によって細かな差が出てきます。

忌引きのパターン例

いろいろな地域の、中学校の忌引き範囲と日数について調べましたので、紹介します。

欠席の取扱いをしない日数は,父母について7日,祖父母又は兄弟姉妹について3日,伯叔父母又は曾祖父母について1日とする。
ただし,葬祭のため遠隔の地に赴く必要のある場合には,実際に要した往復日数を加算した日数とすることができる。

欠席の取扱いをしない日数は、次の各号に掲げる者の区分に応じ、当該各号に定める期間とする。
ただし、葬祭のため、遠隔の地に旅行する必要がある場合には、往復日数を加算することができる。
一 一親等の直系尊属(父母) 七日
二 二親等の直系尊属(祖父母) 三日
三 二親等の傍系者(兄弟姉妹) 三日
四 三親等の直系尊属(曾(そう)祖父母) 一日
五 三親等の傍系尊属(おじ又はおば) 一日

近親者の葬儀などで忌引きをするとき
7日:父母
3日:祖父母、兄弟姉妹
1日:曾祖父母、おじおば、おいめい、従兄弟姉妹
※服喪旅行の往復日数は上記の日数以外に忌引き日数として取り扱います。
※上記の日数には土・日曜日・祭日を含めて計算します。

特別欠席として取り扱うことができる日数は、父母について3日、祖父母又は兄弟姉妹について2日、伯叔父母について1日とする。

一般的な忌引き範囲と日数

中学校で最も多い忌引きの範囲と日数は以下になります。

  • 父母 7日
  • 祖父母・兄弟姉妹 3日
  • 曾祖父母・おじおば 1日

この日数に加えて、遠方の場合の移動の日数も含まれると明記さてれいる地域も多いです。

ですが、場合によっては忌引きに曾祖父母は含まれない学校もありますし、遠方の場合の移動日数について特に触れていない地域もあります。

学校管理規則で定められていることを基準に校長が判断しますので、一般的に忌引きになる親族であっても、管理規則で対象になっていない場合は忌引きにしてもらうのは難しいでしょう。

土日は含まれる

忌引き日数には土曜日・日曜日・祝祭日も含まれますので注意が必要です。

これは、ほぼ全国共通と思ってよいです。

例えば祖父母が亡くなった日が金曜日だとすると、忌引き日数は3日ですので欠席にならずに休めるのは日曜日までということになります。

「土日はもともと学校が休みだから、3日休めて火曜日まで忌引きだ」などと勘違いしないようにしましょう。

まとめ

中学校の忌引きの範囲と日数は父母で7日、祖父母・兄弟姉妹で3日、曾祖父母・おじおばで1日が一般的です。

ですが、地域や学校によって細かな違いがありますので、確認は必要です。

忌引きについては、学校に直接問い合わせるのが最も早いですが、学校のホームページに書かれていない場合は、学校がある市などの学校管理規則に書かれていますので、参考にしてみてください。

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