ICカードをスマホケースに入れて使える?読み取りエラーをなくす方法は?
スマートフォンのケースには、カードを入れるところがあるものがありますね。
スマホはいつも持ち歩くものですので、そこにスイカやパスモなどのICカードを入れておくと便利です。
ですが、スマホとICカードは相性が悪いということを聞きます。
スマホケースにICカードを入れて使ってもいいのか調べました。
ICカードをスマホケースに入れて使える?
スマートフォンのケースには、カードを入れる場所があるものがあります。
手帳型のケースのフタ部分に入れたり、スマホの裏にポケットがあるものもあります。
財布やカードケースは忘れても、スマホだけはいつも持っているという人も多いのではないかと思うので、ICカードも一緒に入れておければ便利ですよね。
スマホケースにICカードを入れて持とうと思っている人は、まず自分のスマホの種類を確認してください。
ケースにICカードを入れない方がいいスマホは?
まず、自分のスマホがiPhone(アイフォン)か、おサイフケータイ機能のあるAndroid(アンドロイド)かで対応が変わってきます。
iPhoneの場合は基本的にはICカードと一緒に使っても、大きな問題はありません。
手帳型のケースのフタ部分に入れて閉じたままタッチしても、スマホの裏に入れるタイプでも反応します。
ですが、Androidでおサイフケータイがある場合は、カード読み込みの時にスマホのおサイフケータイの機能がじゃまをしてしまうので、読み込めない場合があります。
そのため、そのまま入れて使うのはおすすめできません。
スマホとICカードを一緒に持つ方法は?
ICカードは中にICチップが入っており、電波で情報をやりとりしています。
iPhoneの場合は読み取りに問題はないとされますが、同じように電波を出しているスマホと一緒にしておくのは基本的にはあまりおすすめではありません。
Android場合は読み込めない場合もあります。
では、スマホケースにICカードを入れて使うにはどうしたらいいかというと、以下の方法があります。
・「磁気除去カード」を使う
ICカードを読み取る時にスマホの電波がじゃまにならないように遮断するシートが内蔵されたスマホケースがあります。
例えば以下の様なものです
カードを入れる部分に磁気を遮断するシートが入っていますので、スマホの電波にじゃまされることなく、ICカードが読み込まれます。
こういったものを使えば、ICカードをスマホに入れたまま改札でスムーズにタッチして通る事ができます。
カードもスマホも守られるので安心です。
気をつけて欲しいのは、カードを使う場合は、スマホの中に同じ種類のアプリは入れないようにすることです。
例えば、スイカのカードを使う場合はスイカのアプリはスマホに入れないということです。
また、AndroidはICカードと一緒に持つとよくないからなのか、ICカードを入れる機能のあるスマホケースがあまりありません。
今持っているケースに入れて使いたいけれど電波干渉防止シートが付いていない、という場合もあるかと思います。
そんな時は、以下の様な「磁気除去カード」を入れて使うとよいです。
カード読み込みの際にスマホとの干渉を防ぐシートです。
これをスマホとカードの間に入れれば、エラーを防いでくれます。
使う時は、入れる順番に注意しましょう。
手帳型のフタ部分に入れて閉じたままタッチしたい場合は、タッチする面が上だとすると
ICカード
↓
磁気除去カード
↓
スマホ
【下】
の順です。
ICカードに裏表はありませんので向きはどちらでも大丈夫ですが、スマホとICカードの間に磁気除去カードを入れるようにしてくださいね。
まとめ
ICカードとスマホは同じように電波を出しているものですので、基本的には相性はよくありません。
一緒に持つ場合は、磁気除去カードなど電波を遮るものを間に入れるのがよいです。
iPhoneの場合はそういった機能のあるケースがありますので、新しく買おうと思っている方にはおすすめです。
Androidの場合などは磁気除去カードを使うとよいです。
スイカやパスモだけではなく、ナナコやワオンなど非接触型のカードはほぼ当てはまりますので、参考にしてください。