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庭作り|植えると大変!手入れに苦労する植物まとめ

hanamaru
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これから庭を作る方、こんな庭にしたいな~など、いろいろ思い描いているかと思います。
基本的には、自分の好きな草木を植えて楽しめばよいと思いますが、庭作りをする前に知っておくとよい草木についてまとめました。

ガーデニングについて

ガーデニングが大好きで、「どんなことがあっても世話をしなくなることはない!」と思える方なら、この記事は必要ないかと思います。

ガーデニングにそれほど興味がないが、「庭があるのでなにか植えようかな・・・」と思っている方は植物選びは慎重にしましょう。

手入れが大変になる植物

とにかく大変になるのがツル系植物です。

アイビー、シュガーバイン、ワイヤープランツ、フィカス・プミラ、など

アイビーやワイヤープランツなどはよく見かけますね。おしゃれでかわいく、観葉植物としては人気です。

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ツルが絡まる様子がおしゃれで、植える方も多いでしょう。
ワイヤープランツは、雑草防止にグランドカバーとしておススメされていたりもします。

鉢植えで気軽に楽しむなら問題ありませんが、直接地面に植える「地植え」にしてしまうと、凄い勢いで増え、手入れができなくなると手が付けられない事になる場合もあります。

先の事を考えましょう

庭を作って植える時は手入れが出来る環境だとしても、後々なにが起こるかわかりません。

仕事が忙しくなったり、子供の世話が増えたり、体調を崩したり・・・手入れが出来なくなった時に困る草花は、植え過ぎないようにしましょう。

葉っぱがかわいく、最初は増えてくるのが楽しみで、「早くあちこちに伸びてこないかなぁ~」と心待ちにするのですが、増えてきた頃にひと夏でも手入れができなかったとしたら、伸び放題になります。

全部刈ったつもりでいても、いろんなところに根を張ってまた復活するのがツル系植物です。
とても強く、冬でも枯れることはありません。
そして、夏になるとまた元気になってぐんぐん伸びます。

そのうち手入れをしなくなる可能性があるなら、ツル系植物は植木鉢で楽しんだ方が妥当です。
他にも地面を這うように増えるものもありますので、増えすぎてきたらマメに切るか、世話ができないならいっそのこと抜いてしまった方がいいのかもしれません。

つるバラも注意

家のフェンスにつるバラがあるお宅、よく見かけますよね。
華やかで綺麗で目を引きます。

基本的に、バラを育てるのはいろいろと知識も必要です。
しかし、つるバラは強いものが多いので多少放っておいてもぐんぐん伸びるものもあります。

つるバラも地植えにするには覚悟が必要です。
花が咲いて散れば掃除が大変です。
花の時期はマメに掃除をしないとご近所に迷惑になります。

枝には棘があるので、切ったものを処分するにも手間がかかります
厚手の手袋を付けていても棘が刺さり、これがかなり痛いです。

特につるバラはすぐ伸びるので、片づけなければならない枝の量も多くなります。

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植木について

住宅街で木を植える時は、よく考えた方がよいでしょう。
落ち葉や枝でご近所に迷惑になることがあります。

迷惑がかかるから枝を切らなくちゃ!落ち葉掃除をしなくちゃ!と、いつも気にかけているのはストレスですよね。

近年、若い方に人気なのは「オリーブ」や「シマトネリコ」でしょう。
どちらも、葉っぱがおしゃれな人気の庭木で、家を建てる時の庭木にすすめられたり、建売などではセットで既に植えられていたりする事もあるのではないでしょうか。

どちらも育てやすい木ですが、オリーブは大きくなると白い花をつけます
これがとても小さい花で、散るとかなり散らかりますので、そこは注意が必要です。
常緑樹ですが、葉がずっと落ちないというわけではありませんので、多少の落ち葉はもちろんあります。

近くに種類の違うオリーブの木があれば、実をつけます。
この実も、採って利用できればいいですが、そういった気がないようですと下に落ちて地面に散らかります。

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大きくなった分だけ量も多く、掃除が大変です。

下に何が落ちても構わない!という場所に植えるなら問題ないでしょうが、住宅街に植えるとなると「シマトネリコ」の方がよいでしょう。

どんな木も、もちろん放置すれば大きくなって台風の時に折れたり手入れが大変になりますので、そうなる前にまめに切って大きくなり過ぎないようにするとよいでしょう。

ただ、オリーブは強い木なので、切ると元気になってさらに伸びたりします。

どの庭木も、必要以上に大きくしたくない場合は、植木鉢に植えたまま地面に植えるとよいでしょう。

根の成長がある程度制限され、大きくなりすぎるのを防げます。
その上、地面に植えるので地植えと同じような環境になり、水やりの心配をあまりしなくて済みます。

まとめ

庭を作るのは楽しいですね。
でも、手入れが大変なものを気軽に植え過ぎると、後で大変なことになり手が付けられなくなる場合もあります。

植物選びには気をつけて、素敵な庭作りをしてください。

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