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クーラーボックスの保冷力って?どれくらいもつの?効果をアップする方法は?

hanamaru
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クーラーボックスの保冷力ってどれくらいもつのでしょう?選ぶ目安は?

保冷力をアップする使い方についても、まとめました。

クーラーボックスの保冷力って?

クーラーボックスの保冷力は、種類によってかなり差があります。

ポイントは内部構造です。
断熱材に何を使っているかで保冷力に差が出ます。

主に「真空パネル」・「発砲ウレタン」・「スチロール」の種類があり、真空パネルのものが最も保冷力が高くなります。
次に発砲ウレタン・スチロールと続きます。

保冷時間の目安は以下の通り

真空パネル:約80~75時間
発砲ウレタン:約60~40時間
スチロール:約50~30時間

※メーカーや使い方によって差が出ますので、あくまで目安です。

真空パネル使用のものは保冷力は抜群ですが、その分高価で重いです。
発泡ウレタンやスチロールの品の3倍くらいはします。

断熱材が「真空パネル+ウレタン」が最強といえますが、かなり高価ですし、普通に使うならそこまで高性能の必要もないでしょう。

中身が発泡ウレタンやスチロールのものは、保冷力は落ちますが真空パネルと比べると、安いですし軽いです。
高性能のものもありますので、日帰りバーベキューや1泊くらいのキャンプなら問題なく使用できます。

例えば、クーラーボックスで人気の「コールマン エクストリーム50QT」は47ℓの発砲ウレタン使用で、保冷力5日とあります。

また、「エクストリームクーラー/28QT 」は同じく発泡ウレタン使用で26ℓ、保冷力3日です。

用途で選ぶ

用途の目安としては以下になります。

真空パネル:遠征など
発砲ウレタン:釣りやキャンプ
スチロール:日帰りレジャー

一般的なクーラーボックスの多くは発泡ウレタン使用ですね。

高くても保冷力重視ならば、真空パネル使用のものを選べばよいでしょう。
日常使い程度なら、発砲ウレタンで充分です。

はな
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用途に合わせて、大きさや構造を選ぶとよいですね。

おすすめメーカーは?

クーラーボックスを選ぶなら、キャンプ用品メーカーの他に、釣り具メーカーもとてもよいです。

クーラーボックス人気メーカーはこちら

・ダイワ
・シマノ
・コールマン
・イグルー

釣り具メーカーなら、どれをとっても保冷力に心配はないので、高いものほど保冷力は凄いと思って選べばよいでしょう。

また、釣り具用品なので基本的には魚を入れる前提で作られている品があります。
キャンプなどで使うなら、ペットボトルなどが入るか確認して、背の高いものを選ぶとよいでしょう。

有名なのは「ダイワ」「シマノです。

また、上記にあげた「コールマン」も有名です。

アメリカで人気のメーカーは「イグルー」です。
まだ日本では馴染みがないですが、白いボックスがおしゃれなマリーンシリーズなど人気です。

はな
はな

↓個人的にはこちらが一番気に入りました。アマゾンでも人気No.1です。

ダイワなら「クールラインa」シリーズは種類が豊富で選びやすいです。

ダイワなら「クールラインa」シリーズは種類が豊富で選びやすいです。

シマノは「フィクセル・リミテッド」やライトなどがおすすめ。

コールマンは保冷力なら「アルティメイトエクストリーム」、キャンプやレジャーで使いやすいのは「エクストリームシリーズ」。
イグルーなら「マックスコールドシリーズ」や「マリーンシリーズ」などが、保冷力・機能・価格などを総合しておすすめです。

保冷力をアップさせる使い方は?

クーラーボックスとは冷やすものではなく、冷えた状態を保つためのものです。
ですので、いかに外の温かい空気を入れず、中の冷気を逃さずに使うかがポイントです。

その基本を抑えつつ、保冷力を上げる方法は以下になります。

・入れるものを新聞紙やアルミシートで包む
・凍らせられるものは凍らせて入れる(凍らせたペットボトルを入れるなど)
・直接地面に置かない
・日の当たる所に置かない
・用途に合わせて入れるものを分けて蓋の開閉を減らす
(よく使うものと後で使うものに分けるなど)

基本的には、どれだけ保冷剤(氷や保冷剤など)をたくさん入れるかによって保冷力が変わりますので、容量が多いほど保冷力は増します。

だからといって、大きければいいというわけでもないですね。
持ち運びやすさや車の積み込みを考えると、大きい物を1つより、小さい物を2つの方がよい面もあります。

クーラーボックスを複数用意して、よく使うものや当日に使うものと、次の日に使うもの・冷やしておきたい生鮮食品とに分けて使う方がおすすめです。

あまり使わない方は開けずに置いておけば、保冷効果は高くなりますので保ちもよくなります。

はな
はな

飲料などは畳めるソフトタイプのクーラーボックスなどを活用するとよいでしょう。帰りには荷物も減っておすすめです。

まとめ

クーラーボックスの保冷力は、断熱材の素材によって差があります。
釣り具メーカーなどの真空パネル使用のものは、保冷力は抜群ですが高価で重いので、かなり本格的なものになります。

使い方によって差は出ますが、だいたい、高機能の真空パネルで3日~5日、高めの発砲ウレタンで2日~4日は保冷できます。

キャンプやレジャーなら発砲ウレタンのクーラーボックスがおすすめでしょう。
ソフトタイプのクーラーバッグと併用して使うと便利です。

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