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PTA本部役員の仕事内容|パートをしていてもできる?学校に行くのは何日くらいか具体的にご紹介

hanamaru
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PTA本部役員をこれからやろうかなと思っている方、本部役員てなにをするの?仕事していても出来るの?週に(月に)何回集まりがあるの?
などなど、疑問は尽きませんよね。
地域や学校によって細かいところは違うと思いますが、おおまかな役割や仕事内容などのまとめです。

本部役員の決まり方

本部役員は一般的には「推薦委員会」というものがあり、その人たちが本部役員の選考などを行います。

立候補という制度があるところもあるかと思いますが、大抵は決まらないことが多く、推薦委員が名前があがった方に電話でお願いしたりします。

では、「本部役員をやってくれませんか?」と言われたら、まず疑問に思うことはどんなことがあるでしょうか。

本部役員を引き受ける前に気になる事は?

・役職は事前に選べるの?

基本的には、自分で希望の指定は出来ないでしょう。
会長はちょっと無理とか、書記ならやってもいいという場合もあると思います。
でも、それは自分では決められません。
恐らく3月くらいに顔合わせがあり、その時に全員で話し合って役職が決まります。

ただし会長は別格なので、事前に根回しがあり決まる事が多いです。

・大変なのはどれ?

責任として大変なのは「会長」
です。
でも、会長は男性がやることも多く、行事の際の挨拶などだけということも多いです。

仕事量が多いのは「副会長」です。
学校の中の雑務などは副会長が仕切って進めていきますし、保護者からの問い合わせなどの対応も副会長がすることが多いでしょう。

「会計」は会計監査の前は特に忙しくなる場合が多いでしょう。
備品を買ったり帳簿を付けたり、PTA会費の管理などもしますので、仕事はあります。
誰でもできることですが、多少お金のことが得意な方が楽です。

どの役職にも言えますが、最近はお手紙もパソコンで作る事が多いので、「書記」「会計」は特にパソコンが出来ないと厳しいかもしれません。

「会計監査」は各年度末に監査をします。
監査期間の数日は大変ですが、それ以外に仕事はないことが多いです。

本部役員は仕事をしていてもできる?

本部役員はどれくらい忙しいのか・・・。

結論から言うと、週5でフルタイムの仕事をしている人にはできないと思ったほうがよいでしょう。
もし、お仕事をMAXでしていてお話をいただいている方がいたら、それは断るのが賢明かと思います。

一緒にやる方にも迷惑をかけます。

「仕事していても大丈夫、なんとかなる、決まった日の活動に出られればいいから!一緒にやる人と都合を合わせて・・・」等々、耳触りのいい事を言われて勧誘されると思います。

でも、それは大抵嘘だと思った方がよいでしょう。

入ってみて分かる事ですが、地区の集まりがあるから出ないととか、行事のお手伝いとか、ママさんバレーの応援とか、不幸があればお通夜などにも出ないとなりません。

誰かが行かないとならないそんな時「私は仕事で行けない。」と、いつも断れますか?
断れない用事がどんどん増えるのが「本部」だと思ってよいかもしれません。

週3くらいのパートなら、なんとかなると思います。
それでも、周りと自分に少なからず負担にはなるでしょう。

それくらい「本部役員」は大変な場合が多いです。

本部役員はどのくらい学校に行くの?

クラス役員などは委員会の活動がある時だけやって、それがなければやることがないという場合もあります。
なので、パートなど仕事をしていても時間のやりくりは出来ます。

しかし、たいてい本部役員は最低でも毎週1回は学校に行きます

そして、毎月1回委員長などが集まって校長も交えて、全体会議のようなものがあります。(このあたりの事は、学校によって違うと思います。
毎週集まらない本部もあるでしょうし、会議もないところもあるかもしれません。)

そして、その会議の準備や、本部からのお便り作成、行事の準備などなどがあります。

また、お手紙が来ていて提出締切があったり、学校からの用事もあったり、とにかくやることがいろいろあるため、学校に行く回数は多くなってしまいます。

そして、一番忙しい時期は年度始めと終わりです。
だいたい、11月~3月と年度が変わって4月~6月くらいまでは、はっきりいって地獄です。
この時期は、週3で朝9時くらいから夕方5時まで学校で作業、なんてこともよくあります。

会計は、帳簿を仕上げたり作業があるため、監査前が忙しくなります。

本部役員の具体的な仕事内容は?

本部役員は具体的に何をするのでしょうか。

こちらも地域や学校によって違うと思いますので、
大まかな事だけ書いておきます。

・入学式・卒業式に参列
・PTA総会の準備・開催
・運動会やマラソン大会などの行事お手伝い
・バザーの準備・仕切り
・学年の役員や専門委員会の活動の補助・相談役
・地域の団体の会議などに出席
・PTA会費の集金
・保護者参加のボランティアなどのお手伝いの仕切り

などなどです。
本当に大まかなものだけ挙げましたので、細かいことを言えばきりがありません。

また、運動会の参加賞や卒業証書入れや胸花なども、PTA本部が用意をしている場合が多いです。

当たり前に思っていることも、裏では本部の人が苦労していることが多々あります。

でも、これを全部1人でやるわけではないので安心してください。

入学式などに参列する機会がありますし、総会も多くの学校では「それなりに綺麗な格好で出席」となっているので、一着は綺麗目の服があるといいでしょう
普通のフォーマルでOKですので、わざわざ買う必要はないです。

地域とのお付き合いはどんなことがあるの?

ここはかなり地域によって変わると思います。

主なものやメジャーなものだと、社会福祉協議会、地区の活動、近隣校同士の交流会などなどです。
【地域の活動に入るか分かりませんが、「PTA連合会」というのもあります】

各団体が催すイベントや会議への参加の他に、各団体の新年会や総会などへも誘われる場合があります。

小学校から卒業した子供たちが進級する、中学校の入学式・卒業式にも参列します。
運動会にも来賓で呼ばれます。

お祭りなどがあれば、パトロールやお手伝いもあるかもしれません。

上記のような外部の会合は、だいたい月1回はなにかしらあります。
会長が行けるところは行き、無理ならみんなで分担して、行ける人が行く感じでやっていると思います。

どれだけ深く関わるか、また活動が活発かによると思いますが、地区と一緒に何かの催しをするとなると、学校と地区との間に入るのは本部役員、ということが多いです。

地域とのお付き合いは、学校の雑務とはまた違った難しさがあります。
相手はおじさま、おばさまですからね。

夜の6時から会合があったりと、子育てをしている母の常識は通じない事もあります。
しかし、行けないからと安易に断ると「〇〇小のPTA本部は来ない」など、学校自体の評判を落としてしまいますので、注意が必要です。

校長先生などにも迷惑をかけてしまいますので、地域とのお付き合いをどこまでするかは学校側とよく相談するのがよいでしょう。

「ここは来てほしい」などと校長先生に言われたら、なるべく行くようにしたいですね。
大変ではありますが、その学校のPTAの代表だということを肝に銘じて、自覚を持って務められるとよいと思います。

とにかく、「〇〇長」と名の付く方の顔と名前はなるべく憶えて、挨拶しておくのが賢明です。

まとめ

本部役員というと、何か特別な資格を持っていたり、凄い特技があったり、人格的に優れていたりと、雲の上の人の様に思うかもしれませんが、実際はそんなことはない場合が多いです。

やってみたら大したことないかもしれません。
自分の成長にもなりますので、可能であれば引き受けて頑張ってみてもよいのではと思います。

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